概要
名前通り9%と強めのアルコール度数に糖類プリン体0(実際には若干あるようだが)と体にいいのか悪いのかわからない成分が売り。
味付けもレモンやグレープフルーツなど、柑橘系が中心で飲みやすい。それだけに強めのアルコールでも、あまり気にせずぐいぐい飲めるため、注意しないとあっという間に酔ってしまう。
慣れてない人なら普通にたちくらみするレベル。
昨今では食事に合わせても美味しいよう、甘みを抑えた「ストロングゼロ・ドライ」も登場した。
「世界で最も売れているチューハイ」としてギネスブックにも載っている。
ストロング系チューハイ
500mlのロング缶でも1本150円程度という値段の安さながら、ウォッカやウィスキーなどの強めの酒を飲み慣れた者でも充分過ぎるほど早く強く酔っぱらえる威力を誇るため、2017年の冬からTwitter等で話題になっている。
ストロングゼロを皮切りに「アルコール度数が高く安価なチューハイ」が各社から発売され、それらは「ストロング系」と総称される。
NHKの「ニュースウォッチ9」で「ストロング系チューハイブーム」を取り上げた際、500mlで9%のアルコール度数は量に換算すると36gでウォッカのショットグラス3.75杯分に相当すると試算された。
300ml缶でも25gであり厚生労働省が提示する「1日当たりの節度ある適度な飲酒」量20gを越える。
「ニュースウォッチ9」での取材に対し、アルコール専門外来のある「慈友クリニック」の中田千尋院長は「非常に危険。さまざまな臓器障害を引き起こす可能性がある」と取材に応えている。
連日連夜呑んだり、一度に複数本呑むのは内臓への負担が極めてヤバいということである。
アルコールの分解能力は人によって大きく差があるが、それでもヤバい。働けるからといって働かせてたら疲弊するのだ。君自身と一緒で。
Twitterではストロングゼロと絡めた『ストロングゼロ文学』が流行。手っ取り早く酔う事が出来る存在ゆえに、酔って現実逃避させる道具として『飲む福祉』『飲む貧困』とまでネタにされる。
その他
「ストロング系」はいずれもアルコール度数は最大でも9パーセント。これは10パーセント以上にすると税制上値上げを余儀なくされるため。
関連タグ
ペプシストロングゼロ(日本では同じくサントリーから発売)
輝夜月(バーチャルYouTuber。始終酔っぱらっているようなハイテンショントークから「ストロングゼロの擬人化」なる渾名をつけられる)