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センシティブ

せんしてぃぶ

センシティブ(sensitive)とは、「敏感」「取り扱い注意」といったニュアンスの英語。
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概要編集

センシティブ(sensitive)とは、「敏感」「取り扱い注意」という意味の英語の形容詞。『センス(感覚)』からきていることでも分かるように外部からの刺激に敏感であることが第一義で、デリケートと似た意味合いである。転じて「慎重に取り扱わなくてはならない問題」も意味する。


創作においては、「R-18」及び「R-18G」の言い換えとも言える表現だが、後述の通り微エロ特殊性癖どころか、性的でなくても論争を呼びかねない政治的・宗教的な内容等より広い範囲も含まれる場合がある。


pixivにおけるセンシティブ判定編集

pixivでは規約により「センシティブな内容が含まれている可能性のある作品」(別表記で「センシティブなコンテンツの可能性」)はR-18作品でなくとも自動的に閲覧規制の対象になり、ゲストユーザーは閲覧が不可能となる。具体的には性的な作品やグロ系の作品などが対象となるほか、写真と見間違うような絵も対象となるなど、基準はいまいち不明瞭である。おそらくAIが自動判定していると思われるが、全く性的でもなければグロテスクでもないのにこの判定を受けてしまっているイラストも少なくない。


センシティブな作品

こんな風に、性的な内容がガッツリしているイラストはセンシティブ判定を受ける運命なのだが

センシティブな作品

このイラストはラルトスを普通に描いているだけなのになぜかセンシティブ判定を受けている。おそらく少しなまめかしいポーズが理由だろう。

中には、「水着」や「美脚」など、作品タグを理由にセンシティブ判定を受けていると思われるケースもある。


以前は、問い合わせページからセンシティブ判定の解除申請をすることができたが、現在のpixivの規約ではセンシティブ判定の解除申請をすると無条件で拒否されるため、不可能となっている。


しかし、運営がセンシティブ判定の仕様について指摘を受けたためか、2024年11月18日以降からpixivの閲覧設定にセンシティブ判定を受けている作品をログイン時でも検索機能でログインしていない時と同様に表示できないようにする機能が追加された

この機能は後述の弊害を知るうえで非常に役立つので、覗いてみるといいだろう。

ちなみに、表示しない設定にしてもピクシブ百科事典で閲覧できないということはないのでご安心(?)を。


また、2023年9月の下旬頃から、ログインできているにもかかわらず一部の記事において関連記事(子記事)のメイン画像がセンシティブ判定のものになっている不具合が発見されている。

さらに、発見日時は不明だがゲストユーザーが記事内に貼り付けられたセンシティブ判定の画像をクリックすると、作品のページではなく今閲覧している記事のリンクに移動してしまう不具合も発見されていたが、2024年4月上旬の新記事ページの実装に併せる形で修正された。


なお、ピクシブ百科事典のガイドラインでは「暴力性、危険性、刺激性の強いもの」「性に関連したもの」など「18歳未満の方の閲覧が不適切なもの」の投稿が禁止であるが、YouTubeの漫画系チャンネルの拷問ネタの記事が乱立されるなど、「イラストは不当な規制を受けているのに、外部サイトの動画貼り付けは野放し」という本末転倒なことになってしまっている。


ちなみに、デスクトップ版において作品タグにカーソルを合わせるとタグに対応したピクシブ百科事典の記事のメイン画像が表示されるが、以前はその画像がセンシティブ判定を食らっていた場合にゲストユーザーがカーソルを合わせるとどういうことか判定を無視していた...が不具合だったらしく後に修正された。


各サービスにおけるセンシティブ判定編集

YouTubeではセンシティブな内容の動画は収益を外されたり、配信を停止させられることがある。しかし、上記の漫画系チャンネルのように性的な要素やグロテスクな要素が含まれる作品であっても、センシティブ判定を受けないで全年齢で投稿されているケースも多い(非常にまれだが、明らかに子供向けではない動画でも子供向けの判定を受けるなど、似たようなケースがある。とはいえこれは視聴者の半数以上が子供(判定曖昧)なのが原因と考えられるが)。アップロード主はそのような事態を防ぐために予めR-18及びR-18Gタグを付けてゾーニングすることが推奨されている。


pixivと同様の不可解なセンシティブ判定は元TwitterのXにもしばしば見られ、見る者を和ませるようなの画像すらセンシティブ扱いになることもある。前述の通りAIによる自動処理に粗があるのだろう。

  • ちなみに「from:自分のID -filter:safe」で検索すると「safeではない」自分のツイートが判明する。「safeではない」がイコールセンシティブ扱いという訳でもないらしいが、これで自分のtweetの判定を検索しているユーザーも少なくない。
  • しかし2023年5月現在、「牛」「ヌードル」等の本来まったく性的でない単語も「safeではない」判定をされてしまっている。AIの性能を何とかしろ

pixivのセンシティブ判定仕様による弊害編集

ピクシブ百科事典では、センシティブ判定を受けていることを知らずにセンシティブ判定の画像(特に微妙な画像)を記事内に掲載する行為が多発している。

主にセンシティブ判定の概念が分からない理解力に欠けたユーザーがこの行為をしてしまう傾向にある………が、もしセンシティブ判定の概念を分かっているユーザーがいても2024年11月17日までのpixivの仕様ではログイン中にセンシティブ判定を受けている作品であることが判別できなかった、など様々な理由がある。

この行為は意図的かどうかにかかわらず、ゲストユーザーやpixivに入会していない第三者にとっては不便や迷惑に感じられることもある(もちろん、画像の有無を気にしていない閲覧者にとっては、その限りではない)。


そのため、編集者たちは

  • 記事内にイラストを掲載する場合なら、性的・グロ要素が含まれていると思われるイラストの掲載はなるべく控えたほうがいいが、上述同様そうでないイラストがセンシティブ判定を受けている場合もあることにも注意しておくこと。
  • センシティブイラストの掲載を目撃した場合なら、対象作品の枠を削除・変更し、対象作品がセンシティブ判定を受けていることを編集内容の入力フォームやメッセージ機能を経由して指摘する。

のような対応に協力を願いたい(もちろん、意図的・暫定的な場合や、内容やキャラクターの容姿的にセンシティブ判定の作品が掲載されやすい記事に掲載する・されている場合は例外とする)。


関連タグ編集

感覚 センス 敏感 取り扱い注意 デリケート

対義語:インセンシティブ 鈍感

pixivの仕様関連編集

弊害 運営仕事しろ 無能な働き者 公式が病気 蛇足 改悪 検索妨害

一般作品の無い記事


最後に編集

センシティブな作品

の女性が描かれているこのイラストこそ(R-18を除けば)現存する最古のセンシティブ判定のイラストである。

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このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 776173

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