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E・HEROバブルマン・ネオの編集履歴

2020-11-12 15:04:47 バージョン

E・HEROバブルマン・ネオ

えれめんたるひーろーばぶるまんねお

遊戯王OCGに登場する戦士族の効果モンスター。「E・HERO」モンスターの一体。

概要

SOIで登場した効果モンスター。


カードテキスト

効果モンスター

星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200

このカードは通常召喚できない。

自分フィールド上に存在する「E・HERO バブルマン」と

手札の「突然変異」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。

このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、

カード名を「E・HERO バブルマン」として扱う。

このカードと戦闘を行った相手モンスターをダメージステップ終了時に破壊する。


解説

E・HERO バブルマン突然変異によって再誕した姿。

部分的に大きな魚のヒレを思わせる装飾がつき、背中のマントも同様にヒレ状に変化してよりシャープな外見になった。効果もより攻めに特化したものになっているが、レベルや攻守などの基本的なステータスに大きな変化は無い。


さて、早速だがこのカード、悲しいことに実際のデュエルにおいてはまず使われない。

というかデッキへの投入を考えられることすらまず無い。


その最大の理由がこのモンスターの召喚条件。

通常召喚が不可能なのは特殊召喚モンスターにはよくある話なのでまだいいが、特殊召喚の条件として求められている「突然変異」は現在禁止カードそもそもデッキに入れられないカードが指定されているため、正規の手段による召喚が絶対的に不可能、すなわち「使えない」という致命的な問題があるのである。まさにただの「」。


仮に特殊召喚できたとしても、手間の割に合わないほどの低ステータスという第二の関門が立ちはだかる。

なんと変異前のE・HERO バブルマンと攻守が全く変わっていないので、並の下級アタッカーにも負けてしまう。そのくせ自分の効果は戦闘を介しなければ発揮できないというアンチシナジー。相手モンスターを確実に破壊できる点は確かに素晴らしいが、戦闘破壊やダメージに対する耐性を持っているわけでもなく、ただ普通に貧弱な攻守で相手に立ち向かわなければならず、こちらも甚大な被害を被る可能性が高い。

その点、「場に出る」事(+α)が主な仕事であったE・HERO バブルマンと比べるとどうにも使い勝手が悪い。


また、基本的に「E・HERO バブルマン」の代役にはなれないというのも問題。

バブルマンは様々なモンスターに融合でき、専用のサポートカードなども存在するE・HEROらしいモンスターであるが、バブルマン・ネオではそれらが一切使えないプロト・サイバー・ドラゴンなどのような「E・HERO バブルマン」として扱われる効果は持っていないためである。なお、E・HERO ネオス・ナイトなど、このカードを素材として融合召喚できるモンスターも一応は存在するが、これらのカードは他のモンスターでも、それこそ元々のバブルマンでも融合可能。言い方を変えればわざわざE・HERO バブルマン・ネオにこだわる必要は無い


こんな具合にHERO戦士族どころか遊戯王OCG全体の中でも稀に見るほどのポンコツカードに成り下がってしまった。流石にどこぞのサンダーでも頭を抱えるに違いない。


ちなみにだが、このカードが登場した時点では突然変異はまだ制限カードだったので、一応使用できないことも無かった。しかし、逆に言えば突然変異は当時すでに制限カードだったわけで、それほどのパワーカードをE・HERO バブルマン・ネオの活用のためだけに使用するというのも戦術的に考えにくく、やはり当時の時点から採用率はお世辞にも芳しいとは言えなかった。

そのような実情を踏まえた上で、それでも使ってみたいというHERO大ファンのデュエリストがいらっしゃるのなら、青天の霹靂でなら現環境下でも特殊召喚が可能である。本当に使ってみたいのならこれを活用しよう。オススメはしないが。


原作・アニメでの活躍

アニメではアナシス戦において十代が使用している。

この時点では融合モンスターであり、普通に突然変異の効果によって呼び出されたものであった。融合素材も【「E・HERO バブルマン」+「ヒーロー・キッズ」】を指定している。

ミスターTとの3戦目ではOCGと同じ仕様になっている。


余談

このカードのOCGとアニメでの変遷が影響したのか、クレイマン版であるE・HERO クレイ・ガードマンがOCG化していない。


関連項目

戦士族 HERO(遊戯王) E・HERO E・HERO バブルマン

遊城十代

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