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編集者:せお
編集内容:スッキリ!!

概要

情報番組の一つで、報道バラエティとも呼ばれる。

生放送でニュース生活芸能社会など幅広い話題、テーマを取り扱い、それぞれの話題について芸能人文化人専門家などのコメンテーターがコメントするという構成をとる。

世界各地でもワイドショーのような番組はあり、アメリカではTalk show、イギリスではChat showと呼ばれている。

主に平日昼の時間帯に各局共に盛んに放送しており、主な視聴者層は主婦もしくは老人が多い。

(一般的な社会人は仕事に出ている為、あまり観る機会はない)

日本の場合は、1985年に報道番組の構成作家にバラエティ番組のスタッフを初めて起用したニュースステーションが高視聴率を記録したのがワイドショーが広まったきっかけと言われている。

2000年代後半からはキャスターやご意見番にアイドルお笑い芸人が大量に投入されることとなり、特に芸人はひな壇芸人を擁するバラエティ番組に並ぶ中堅芸人のタウンワークと化しつつある。

注意

一部では「ワイドショーを見ているとバカになる」と言われるが、どちらかと言うとそれは因果関係が逆で、制作側が視聴者の知的レベルを低く見積もっているというのが実態である。

ワイドショーに限らず、基本的にテレビ番組は中学生レベルのメディアリテラシーの視聴者に向けて作られている(あけすけに表現すれば「バカでも楽しめる」)。

事件・事故・災害などの時事ネタに対しコメンテーターが旺盛に発言するものの、これが全て正しいとは限らない。

ワイドショーがデマで不安を煽り、それを鵜呑みにした視聴者によりパニックが起こった例は枚挙に暇がない。

それなら「報道番組だけを見れば良いじゃない」となるが、実際のところ単に時事を淡々と述べる方式の報道番組は我が国には存在しない。

80年代ではむしろメジャーだったのだが、上述のニュースステーションが高視聴率を記録し、そのような番組を次々と駆逐していったことで消滅してしまったという苦い歴史がある。そのため、「日本に報道番組はない。あるのはワイドショーだけ」とも揶揄されている。

ワイドショーが幅を利かせているのは、堅苦しい社会問題から逃避せず真摯に向き合うことを嫌い、何事にもエンタメ性を求めたがる日本人視聴者の性分にも非があるわけである。

ワイドショーはお茶の間の定番として親しまれている反面、新聞週刊誌など他のメディア同様に、制作側の思想が多分に含まれている為、中立なものではない。

情報の選別は視聴者に委ねられることを忘れてはいけない。

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編集者:せお
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