安定の山神
ゆがみないとうどう
概要
箱根学園自転車競技部のエースクライマー兼副部長、老舗旅館「東堂庵」の嫡男である東堂尽八。
彼の極限まで無駄を削った「スリーピング・クライム」は作中でも(回想を除き)敗北を知らず、「山神」という渾名がつけられ称賛されるほど。後輩からも「冷静で理知的」と評されており、いかなる時でも自分の役割を考え勝利をつかむために行動する非常に頭の切れる人物である。
その容姿も、女子ファンクラブが存在するほどの美形であり、常に「もてなしの心」からファンサービスも怠らない。
かといって特別誰かから妬まれるでもなく、持ち前の切れるトークと明るい性格で周囲からはムードメーカーとして愛されている。
が、
ライバルである総北高校の巻島裕介に対しては並々ならぬ執着心を見せており、
・出会ってから3年生IHまでの約14ヶ月間(オフシーズン含む)で同じレースに15回出走
・上記に加えて、個人的に二人で競い合っている(回数不明)
・さらに、週2,3回東堂が一方的に巻島に電話をかけ、巻島の体調を気遣いあれこれ世話を焼いている
など異様な勢いでアプローチをしている。
他にも、
・巻島が頂上争い出来ない理由を察することができず取り乱す
・巻島が頂上争いに参加しないレースだとテンションが下がる
・巻島が来ると絶好調になる
・巻島が他のクライマーを気にしていると不機嫌になる
・泉田「集団が来ます!」→東堂「わかってる!!巻ちゃん!!」
etc etc ...
上記の本編での描かれ方から、「巻島との距離感が安定している」という意味合いでこのようなタグが作られることになった。
二次創作では巻島に対する東堂の行動がさらに過激になっている場合が多い。
類義語として安定の病み神という言葉があるが、こちらの方はよりヤンデレ的な意味合いが深い。
巻島がらみのこと以外でも、周囲の発言をなんでもポジティブに受け取っておくナルシストであったり、チームメイトから「うるさい」「うざい」「軽い」「口数が多い」等と言われていたり、「残念なイケメン」的扱いをされている際にも、このタグをつけられることがある。
このタグがついている作品は腐向けも含まれるため、閲覧の際にはご注意ください。
あまりにも過剰すぎる、原作本編には全く存在しない描写(変態化)は人を選ぶため、節度と空気をわきまえた使用が求められる。