ゴワッパー5ゴーダム
ごわっぱーふぁいぶごーたむ
タツノコプロによるロボットアニメ。
概要
1976年放映のロボットアニメ。全36話。
本作は日本初の女性が主人公のロボットアニメであり、「5人が乗って操縦するメカ」にもかかわらずリーダーが熱血漢やオッサンではなく美少女と言う珍しい作品である(ついでに言うなら、タツノコプロの作品自体女性主人公は稀である)。
ちなみになんで紅一点がリーダーなのかというと、メンバーで最年長(それでも中3)だから。
タイトルの「ゴワッパー5」は「5人のわっぱ(子供)」と言う意味。奇顔島をアジトに使うゴワッパー5は、トランシーバーで仲間と連絡しつつ、スパークトッパー(コマ型武器)や、ゴワッパーガン(万能武器)等を使いこなし、地底魔人の謎を追う。
彼らは「了解」を意味するコールで「ゴーダム!」と叫ぶ。
「ゴワッパー5出撃せよ!」「ゴーダム!」
姐さん気質の美少女、岬洋子が子供達と男共をぐいぐい引率して突っ走って、次第には科学者も軍人すらも姐さんが引率しちゃう。
一見主役にも見える男津波豪は、本編中ではナンバー2っぽい性格。
そして、どう見ても戦力外としか思えない最年少男児河口のり助が時折、とても男らしく見えてしまう……という雰囲気は「ブレンパワード」にもちょっと似てるかもしれない。
地底魔人
本作では大胆に地球空洞説を採用している。地底世界に生息する不定形生物チテイバー(アメーバ状の生物)が、土を固めて作られた人形に憑依して活動しているのが、地底軍団ドロンジャーの戦闘員ネンドロイドである。
つまりネンドロイドは生物ではない。倒されると崩れて砂になってしまう為、一切の証拠を残さなかった。
尚、この地底世界にはネンドロイド兵士に脅されつつ生息している人間(地底人)も存在した。