CLANNAD
くらなど
CLANNADは人生である……それと便座カバー。
概要
keyが制作した恋愛アドベンチャーゲーム『CLANNAD』は、2004年4月28日に発売された。キャラクター原案は樋上いたる。この手のゲームとしては珍しく全年齢対象である。
テーマは絆、家族である。
『Kanon』や『AIR』に比べると複雑なフラグ管理がなされており、ギャグ要素も満載であるが泣けるところでは泣ける、という泣きゲーとしての一面はKeyの前2作に引き続いている。恋愛アドベンチャーゲームといえど、主人公の恩師である幸村俊夫や友人である春原陽平なども攻略対象である点も異色であると言えよう。
本作は主人公である岡崎朋也が学園のヒロイン達や友人等との交流を描く「学園編」と、古河渚と付き合った上で主人公の卒業後を描いた「AFTER STORY編」の2つに分かれている。特に後者は泣けることで有名であり、ネットではCLANNADは人生という言葉さえ生まれた。
スピンオフの18禁ゲームとして、本作ヒロインの1人である坂上智代との後日談を描いた『智代アフター ~It's a Wonderful Life~』も発売された。PS2移植版はインターチャネルより2006年2月23日、PSP移植版はプロトタイプより2008年5月29日、Xbox 360移植版は2008年8月28日、PS3移植版は2011年4月21日に発売されている。
漫画版としては、『CLANNAD オフィシャルコミック』が「月刊コミックラッシュ」にてみさき樹里作画により2005年から、「電撃G's magazine」にてしゃあの作画により2007年から、『CLANNAD ~光見守る坂道で~』が「コミデジ+」にて藤井理乃作画によりそれぞれ連載された。
劇場版アニメは、東映アニメーション制作により2007年9月15日に公開された。
テレビアニメ第1期『CLANNAD -クラナド-』は、京都アニメーション制作によりTBSおよび系列3局の計4局で2007年10月から2008年3月まで放送された。全22+2話。
テレビアニメ第2期『CLANNAD ~AFTER STORY~』は、RKB毎日放送の計5局で2008年10月から2009年3月まで放送された。全22+2話。
ストーリー
ある町を舞台にして起こる、不良として知られている岡崎朋也と、彼が通っている私立光坂高等学校で出逢う人達との交流と成長の物語。
登場人物
学園編
主題歌
オープニングテーマ
「メグメル ~cuckool mix 2007~」
作詞 - riya / 作曲・歌 - eufonius / 編曲 - 菊地創
エンディングテーマ
「だんご大家族」
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - たくまる / 歌 - 茶太 / コーラス - 真理絵、くない瓜、Rio、Morrigan、藤枝あかね、茶太、たくまる
挿入歌
「風の少女」
作詞 - Key / 作曲 - 戸越まごめ / 編曲 - MANYO / 歌 - riya
「Ana」
作詞 - 萩原ゆう / 作曲 - traditional / 編曲 - 戸越まごめ / 歌 - Lia
「オーバー」
作詞 - Key(麻枝准) / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - MANYO / 歌 - riya
「-影二つ-」
作詞 - 魁 / 作曲・編曲 - 戸越まごめ / 歌 - riya