CLANNADの主人公たる岡崎朋也と、ヒロインたる古河渚(結婚後:岡崎渚)の間に生まれた娘。(声:こおろぎさとみ)
原作ではネタバレ度が非常に高いこともあり取扱説明書にキャラ紹介はされていない他、移植版であればボイス設定で汐のボイスの設定のON/OFFの箇所は汐登場までは???と表記されている。
プロフィール
年齢 | 5歳(汐シナリオ、エピローグ時) |
---|---|
身長(推定) | 140cm程度(立ち絵を比較して推測。風子と杏の身長差が10cm。風子と汐の身長差もそのくらい) |
性格 | 慎重、冷静、元気、頑固、剛健(光見守る坂道で〜光の軌跡) |
誕生日 | 冬〜春(1月~3月下旬? 雪が降るのが極めて珍しい時期)生まれ |
イメージカラー | 青 |
口調 | ひらがなで表現する事が多い |
概要
登場はAFTERSTORYの非常に終盤である。渚の死のショックから育児は古河早苗と古河秋生が面倒を見ていた事もあり朋也は(渚に似ていることもあり)汐の事をなるべく避けていた。しかしながらある時早苗の策略により朋也は朋也の親父(岡崎直幸)の母でもある史乃と会う。その中で史乃は直幸について朋也に伝え、それにより朋也は汐を自分の手で守る決意を固めることになる。
しかしながら幸せは長く続かず秋になると渚同様謎の病により高熱を出す。その後再び旅行に出掛けようと雪の中を駅まで向かおうとするが途中で力尽きることになる。この内容は幻想世界と大きく結びついており本編からここまでの幻想世界と汐は強い関連性を持っていることになる。この辺りの解釈は人それぞれであろうから各々の解釈をして頂きたいと思う。
トゥルーエンドでは朋也と渚夫婦と一緒にはしゃいでいるCGが表示される。
アニメ版では1期の頃からOPに僅かながら登場しており、これは監督の石原氏がもし1期の視聴率が悪く2期(AFTERSTORY)を制作出来ない場合を予期し1期のOPに汐を登場させたとインタビューで語っている。
ちなみに厳密には幻想世界の少女として汐は1期の1話本編から既に登場している。
人物像
外見
CLANNAD AFTERSTORYでは幼稚園児ぐらいまでの年齢の汐が登場する。
外見は渚を幼くした印象。古河家の渚、秋生、早苗にそれぞれ2本、3本、2本見られるアホ毛は見られない。短い茶色の髪と白い蝶ネクタイを頭の後ろに結んでいる。 瞳孔は茶色で、くすんだ目は子供の無邪気さを醸し出している。
服装は主に幼稚園の青い制服を着ている。日常生活ではさまざまなカジュアルな服装を着ており、帽子をかぶることもある。
幻想世界の少女と似ているが、主な違いは身長と髪の長さであり、幻想世界では常に白いドレスを着ている。
性格
あまり激しく人になつくような性格ではなく、一人で出歩くような動物に比喩すると猫のような性格。渚同様にあまり自分の思いを強く言わないが聞き分けは良い。
小学生
CLANNAD本編のその後を描いた「光見守る坂道で」に収録されている「町の思い」では小学校高学年になっている。学芸会では主役を演じ、幼少時から秋生に鍛えられたことでリレーのアンカーを任され5人をごぼう抜きするなど高い身体能力を持っており、たった1人で世界一周の旅に出掛けるなど天才少女に成長している。
朋也曰く汐は渚の元気版、母親に似て頑固な一面もあり、自分の思いをはっきりと伝える性格になっている。
高校生
10周年記念本「光の軌跡 ~CLANNAD 10th Anniversary Art Book~」の中に『十七度目の、時を刻んで』という17歳の高校生の汐を書いた短編小説があり、長髪で幻想世界の少女と同じような容姿である。心身ともにたくましく剛健な性格の少女に育った。
関連イラスト
関連タグ
汐 Key(ゲームブランド) CLANNAD 岡崎家 岡崎朋也 古河渚/岡崎渚 伊吹風子
ナウシカ…宮崎駿原作の映画・漫画『風の谷のナウシカ』の主人公兼ヒロイン。両者とも『青き衣を纏いて金色の野に降り立つ』シーンがあるという共通点がある。
その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし…「風の谷のナウシカ」に登場する象徴的なフレーズ。世界観は全く正反対だが、両作品とも『青き衣を纏いて金色の野に降り立つ』シーンがあるという共通点がある。
シャロン…おそらく中の人繋がり。ワーズワースの登場人物。勝気でいわゆるツンデレタイプという全く真逆のタイプ。ただし、『自ら率先して戦場で剣を振るう文武両道の美少女』という点は、『十七度目の、時を刻んで』に登場する高校生の汐の剛健な性格と少し類似している。また、イメージカラーが青という点も同じ。
全王…中の人繋がり。此方は他作品の登場人物だが、純真無垢な性格が共通点。しかし、此方は「純粋とは時に残酷である」、というのを思い知らされるキャラとなる。