概要
イケメン不良学生である。喧嘩は強い。
街の進学校(アニメ版では「光坂高校」という名前が付けられた)に通う3年生。
遅刻の常習犯で進学もあきらめているため、校内では浮いた存在となっている。
一見付き合いづらそうに見えるが、実際には優しく案外世話好きなところがある。
やれば出来る子。
かつてはバスケットボール部でバスケに明け暮れていたが、ある日に父親と喧嘩をしてしまい、その際に右肩を負傷。私生活に支障は無いのだが、肩は上がらなくなり、キャプテンとして充実していたバスケもできなくなってしまい、彼の心に大きな傷を残す。それから父親との関係はめっきり冷え込んでしまい、ろくに会話もせず、夜遅くまで春原のいる寮に入り浸ることが多くなった。
基本的には自身を『不良のろくでなし』と評しておりあまり良い評価を下していないが、ギャルゲーの主人公だけあって、憎たらしいほどにモテモテである。一応、藤林杏を除いた女子とは殆ど接点が無いという設定のはずだが明らかに設定無視といっていいほどモテモテである。
ルートによってはヤンホモと化してしまう(被害者は春原)。
アニメ版
「ギャルゲーの主人公」は攻略可能キャラクターが多ければ多いほど、得てして一級フラグ建築士の名誉にあずかるものであるが、岡崎は特にモテモテとの印象が強い。
これは、アニメ版が「物語の初盤では不良学生だった岡崎が、 3年の春に古河渚と出会い、少しずつ心を開いてゆく」渚ルートの基本を外さず、その上で
「原作のいろんなルートを一つの時系列に纏めたストーリー」として描かれている
ため、作中で
ゲーム版で言うところの「ほぼ全てのキャラのフラグ」を終始立てて回ることとなり、特に「異様にモテモテ」との印象が強くなったことによる。
また、CLANNAD人気に本格的な火がついたのが主にアニメからであることも、一因である。
有名なセリフに
「岡崎最高ぉおおお!!!」
等がある。
ちなみにこれは同会社の前作ゲーム『AIR』の主人公・国崎往人の「国崎最高ぉおおお!!!」のオマージュでもある。
智代アフター
ヒロインの一人である坂上智代と結ばれたルートの後日談でも主人公を務める。
卒業後はリサイクルショップへ就職し、アパートで一人暮らしをしている。智代との交際を続けているのだが、頭を打った衝撃で中学生以降の記憶を喪失。1週間で記憶がリセットされるようになってしまった。智代のことも覚えておらず、1週間を繰り返す形になっている。
その生活を3年間続け、最後は記憶を取り戻す危険な手術を受けて記憶は取り戻せたが、その後死亡したかのような描写という割と悲惨なことになっている。
オリジナル版とは逆の結末にショックを受けたユーザーもおり、その意味ではkeyの死亡フラグが初めて主人公に点灯した事になる。
かぎなど
keyクロスオーバーアニメ『かぎなど』にも出演。key作品主人公であるが、ツッコミ役が多く、第1話では渚のクライマックスシーンで明らかに違う歌を披露、第9話の主人公座談会で「経験人数」を聞かれたが、事実上1人だった故、「お前らちょっと落ち着けよ。経験なんて一人で十分だろ」と言ったら「黙れハーレム王!」と主人公3人に指摘される、最終話のミスターミスかぎなどコンテスト」で理樹が優勝候補筆頭いわれ余裕を見せていたことに怒り出した祐一(おそらく祐一の声のコンビ関与されと思われ)が怒り出し字自ら女装して飛び入り参加など見せている。
その後、2022年4月放送の後半戦で再び登場‥‥と思いきやOPナレーションのみで出番がない人通称『不遇四天王』を代表して霧島聖と加島桜から呼び出されるがなぜか彼と理樹は免除されている。
恐らく理由はTV放映の出演もカットされ14年たってようやく出演が決まったあの人の事が知っていなかったため、理樹は印象が薄い声が同じ人がいたから思われその代償として住人と瑚太朗の影に薄らと映っている。なお、彼の代理は前半戦で出番がが多い陽平が担当。
声優について
TV版と劇場版で声優が違うことも多いKeyアニメだが、朋也は特にその中でもずば抜けていろんな人が声を当てている。
最初に当てたのは、2000年後期頃から放送されていたラジオCMにおける遠近孝一である。ただし台詞は本作のキャッチフレーズでもある「俺達は登り続ける、長い長い坂道を……」のみ。
次に声優が当てられたのはPS2版の特典DVDにおける伊藤健太郎である。ヒロインごとに担当声優からインタビューを聞くという試みだったが、インタビュー前に劇中の掛け合いが必要になったため、独自に声優が充てがわれた。こちらは遠近版よりもセリフ量が多い。
あとは周知の通り、劇場版とドラマCDにおける野島健児と、TVアニメにおける中村悠一の2名である。
アフレコ機会に関しては野島のほうが多いが、TVアニメという幅広いメディアで演じてきたことなどもあり、中村のほうが認知度は高いといったところか。
関連イラスト
関連タグ
三井寿:スラムダンクの登場人物。経歴が酷似している(中学時代はバスケの名選手→高校入学前後にケガで不良化→高3で更正)。尚、三井の中の人は後に義父となる。
グラハム・エーカー:機動戦士ガンダム00の登場人物であり、中の人繋がり。グラハム介入シリーズの発端となっている。