概要
本編の3年前に教壇を去った伊吹公子とは現在でも連絡を取り合う仲。
朋也達の卒業年度に定年退職を迎え、アニメ版のAFTER STORYの最後には残る余生を静かに暮らすシーンが描かれている。
見た目に違わない好々爺だが、かつては熱血指導で数々の不良を更正させた生活指導担当(智代ルートで一定条件を満たすと若かりし日の一片を知る事が出来る)。
6年前に赴任した光坂高校では生活指導の必要が無く、誰からも必要とされなかったが、「自分の教え子は例外なく自分の子供だと思っている」と語る老教師は、1年の頃に父親との確執が切っ掛けでバスケットボールを辞めざるを得なかった岡崎朋也と他校と喧嘩して退部した春原陽平を引き合わせ、彼らを卒業まで影で支え続けた。
(春原はルートで「お前(岡崎)と会ってなければ学校を辞めていたかもしれない」と語り、伊吹公子が彼の生活指導の方針は更正させると同時に決して学校を辞めさせない、と語る)
このため、岡崎と春原にとって彼は特に恩人と言える存在でもある。
学園恋愛ゲームとしては異例の男、しかもイベントCGとしては1枚しか存在しない老年の攻略キャラクター。
古河渚ルートを軸したアニメ版では出番が多い一方で、他のキャラクターのルートでは影が薄いが、ファンブックによると彼のシナリオは結構高い人気を博しているようである。
key作品クロスオーバーアニメ『かぎなど』の第10話にも登場。
年長者組(というか年配組?)と一緒にされお怒りだった水瀬秋子に制服を手渡している。