概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードは藤子・F・不二雄大全集5巻収録「山びこ山」。
山が3つ連なったような外観で、この道具に向かって声を発すると、山彦の如く声が跳ね返って来る。音声を跳ね返すタイミングは1秒後から24時間後まで設定可能。また、吹き込んだ音声を取り消すことも出来る。
上記の初登場エピソードでは過去の音声を自由に聞くことが出来る機能が備わっていたが、TC35巻収録「ま夜中に山びこ山が!」に登場した際は、この機能は描写されていない。
設定した時間に音声を反復させる機能については、現代の技術ではスマートフォンや録音機器という形で実現したと言える(無論、過去の音声を自由に聞くことが出来る機能は現代の技術では実現不可能だが)。
また、『鉄人兵団』では「改良型山びこ山」が登場する。こちらは音声だけでなく爆風や光、熱線等も跳ね返すようになっており、ドラえもんは鉄人兵団に対し、自分達の戦力を何十倍にも見せかける為、この道具を東京各地に設置した。