ソニックシリーズの10周年を記念したソフト。ドリームキャスト用ソフトとして登場したが、本作の発売時には既にセガがハード事業から撤退することが発表されていたため、同年12月20日にはゲームキューブ向けに『ソニックアドベンチャー2 バトル』が一部仕様を変更したうえで発売された。
ソニックの対となる存在としてシャドウ・ザ・ヘッジホッグがこの作品で初登場したことが特筆される。シャドウは本作限りのキャラクターとされていたものの、予想以上の人気を得たことで後の作品にも登場することになった(詳しくはシャドウ・ザ・ヘッジホッグを参照)。他にもルージュが初登場している。
ゲーム的にもシナリオ的にも完成度が高く、セガ自身もこの作品をソニックとしての「超大作」だとしている。作品の評価も高く、本作を「ソニックシリーズ最高傑作」だと言うファンは少なくない。
本作の続編および補足的な作品として2005年に『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』が発売された。
ストーリー
ヒーローであるはずのソニックが突然、GUNから追われる身になってしまう。街を逃亡する最中、ソニックは「シャドウ」と名乗る自分と瓜二つの黒いハリネズミと出会い、シャドウはそのまま姿を消してしまう。シャドウがDr.エッグマンと共謀していることを察知したソニックは、仲間たちと共にシャドウを追うことになる。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ(CV:金丸淳一)
- マイルス"テイルス"パウアー(CV:村田あつき)
- ナックルズ・ザ・エキドゥナ(CV:神奈延年)
- シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(CV:遊佐浩二)
- ルージュ・ザ・バット(CV:落合るみ)
- Dr.エッグマン(CV:大塚周夫)
その他のキャラクター
- エミー・ローズ(CV:川田妙子)
- マリア・ロボトニック(CV:白鳥由里)
- プロフェッサー・ジェラルド・ロボトニック(CV:大塚周夫)