概要
クライシス帝国との戦いののちに、人間をメタル生体人間に変えるマーダー帝国から地球を救うため宇宙に旅立つ11ライダーの物語。
「RX」終盤の歴代ライダーの活躍のなさの不満を埋めるための作品だが、完全にRXが主役。それどころか原作レイプも甚だしい。
RXがメタル生体人間にされた2号(これだけで絶句)を助けに行き、シャドームーンと一戦交えるだけで回を費やしている。
その後折角の再生幹部が殆ど戦ったライダーと再戦することなく、それ以前に大半は戦闘員でもやれそうなロボット(マーダーマシン)の操縦にあたる。
鋼鉄参謀と再度相見えたストロンガーはその後も歴戦を経たにも関わらずいいところがなかった。
ZXは必殺技がジャークミドラに効かずスカイライダー共々やはりいいとこなし。
マーダーの支配者は創世王であり、RXを活躍させるお膳立てがここにも見える。
しかしテレビで「甦る」と言った創世王が元から生きていたことになり、シャドームーンがドジと言われただけで憤慨する(創世王は討たれてRXは勝機を得る)ピカレスク・ロマンも何もない一幕もあった。
ラストで帝国と最期を共にしたと思われた仲間は生きており、全員の活躍で宇宙は救われたような文が書かれる。
関連項目
同時期にテレビマガジンに連載。こちらは等しく11ライダーが活躍している。
テレビランドの連載作品。RXの活躍は後の方。