エロン・ブラック
えろんぶらっく
概要
マカロニウェスタンを彷彿とさせる外見で、二丁拳銃を使いこなすガンマン。
魔界の住人ではなく、人間界出身。しかし本人は金儲けや戦いのスリルを優先させるため、権力争いや派閥よりも自らに利益をもたらす方に加担する中立的な立場にある。
戦闘ではスタイリッシュなガンアクションが特徴的。ファニングや曲撃ち、跳弾までも駆使する。その一方、近接格闘もこなしマキビシや砂爆弾、ダイナマイトなどのトラップや小道具を使った泥臭い戦法も使う。
キャラ性能
(※有識者の情報提供、および記事加筆を求む)
登場作品
モータルコンバットX
正式にはXの前日譚であるコミック版で初登場。コータル・カーンに雇われた傭兵として魔界側に所属。盗まれた疑いのあるシノックのアミュレットを確認するため魔界を訪れたキャシー達と一触即発となる。
アーケードモードのエンディングにて約150年前にシャン・ツンにより地球側の戦士を暗殺するために雇われた事が判明。更に見返りの1つとして、エロン自身の老化を非常に遅らせる(不老ではない)魔術を施された。
そのおかげで作中の人間の中では長寿であり、X時点で年齢は150歳以上と推測される。つまり彼が西部劇風の格好をしているのは決して趣味ではなく、西部開拓時代の人間そのものだからと思われる。
対戦相手の名前を彫った銃弾を撃ち込むX-Ray Moveを持っており、体内の骨で跳弾させて大ダメージを与える。
なお、対戦相手がエロン自身だと『Me(自分)』、プレデターにこの技を使うと『Ugly M○fo(醜いク●野郎)』と銃弾に書かれている。(プレデターを素顔を見たシュワちゃんのセリフが由来)
モータルコンバット11
前作で持っていた砂爆弾やマキビシがなくなった。代わりにレプタイルの酸を詰めたビンやダイナマイト、ライフルなどを装備している。
見た目のデザインが大幅に変更され、スキンを変更すると前作で見られなかった彼の渋い素顔を拝める。(海外ではとあるゲームの登場人物を彷彿とさせネタにされる事も)
クロニカの歴史改変の影響で、黒龍会に所属していた頃の過去のエロンが登場。己の利益になると判断したのか過去のエロンはクロニカ側に従い、コータルやスペシャルフォースを襲撃する。
一方で現在のエロンはコレクターの処刑に立ち会うなど、姿は確認できるが一言も喋らずほぼ出番がない。と、思いきや追加のストーリーである『Aftermath』においてバラカと一緒に行動し、シャン・ツン達の行く手を阻んだ。
FatalMoveの性能が半ば反則じみており、どの距離からもほぼ即座に攻撃判定が発生し、ガードしていなければ必ず発動するというかなり壊れたものになっている。
またダイナマイトを投げる技が追加され、一定時間投げたダイナマイトの近くにいるとそれを拾い自爆してしまうBrutalityを発生させられる。
FATALITY
- Sand Storm
銃で相手の腹に風穴を空け、砂爆弾を体内に投げ込み銃で破壊。体内で砂を満ちさせ溢れさせる。限界を超えた相手の顔から砂が溢れ出し、口や目玉が弾け飛ぶ。(MKX)
- Six-Shooter
リボルバーを取り出し、相手の胸・肩・顔にそれぞれ1発ずつ、そしてとどめに腹部にファニングショットで3発撃ち込む。(MKX)
- Melted
相手の足元に酸入りのビンを叩きつけ酸だまりを作り、脚をファニングショットで撃ち抜き跪かせる。そのまま相手の頭を踏み酸に顔を押し付け、踏み砕く。(MK11)
- Death Trap
ロープの付いた巨大なトラバサミを相手の胴体めがけて投げつける。相手の胴体に噛み付いたトラバサミを無理やり引き剥がし体内を露出させ、ショットガンを内部に突き刺し上に目掛け撃つ。(MK11)
担当声優
- Troy Baker:MKX~MK11