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概要編集

魔界(アウトワールド)の遊牧民族である「Tarkatan」(タラカタン、日本ローカライズ版では「飢刃一族」)の戦士。タラカタンは両腕に備えた人間を骨諸共容易く斬り裂く鋭いアームブレードと、凄まじい咬合力と鋭利な乱杭歯を備えた顎を有する戦闘狩猟民族であり、主な獲物はヒト。

タラカタン達の指導者的立ち位置であり、他のアウトワールド人から「Uncivilized(野蛮)」「Beast(野獣)」と言われるタラカタンの中では例外的に理知的な人物。

ミレーナ (Mileena))とは友人関係にあるが、『ディセプション』で決別する。

クン・ラオ(功老、Kung Lao)とは因縁がある。

人物像編集

食人戦士種族であるタラカタンの例に漏れず好戦的かつ血の気が多いが、指導者を務めるだけあって理知的かつ義理堅い、所謂武人的性格。

Xではデ・ヴォラから「シャオが死んだ今、ミレーナに義理立てする意味などないだろう」と言われるも、「我々タラカタンはシャオ・カーンに降伏し臣従を誓った。筋を通すだけの話だ」と言い放ったところからも窺える。

因みにこれらの性格が明確になったのは「9」以降の第2時間軸であり、それまではただの野蛮人扱いだった。

なお、「醜い」は禁句。しかしながら、11ではジャックスから「Ugly son of a bitch」、T-800からは「Ugly motherfucker」(因みにケイジが言っていたのをそのまま言っただけ)と言われており、前者には「黙れ!」と怒鳴り、後者には「(言い出しっぺのケイジに対し)食い殺してくれるわ!」とキレている。

経歴編集

初登場はMKⅡ。シャオ・カーンの忠実なる尖兵という設定だった。

第2時間軸の「9」でも登場。特に活躍はナシ。

『X』のストーリーモードでは『9』の五年後時点でデ・ボラ (D'Vorah) との闘いで敗れてストーリー中にFATALITYを受けてしまう。

「11」では過去から来たバラカが登場。シャオ・カーンの忠実な尖兵として振る舞っていたが、内心では不満を抱いており、交渉に来たキタナから「シャオの奴隷かコータルの仲間、どちらがいいの?」と問われ、コータル側につく。最終的には女帝となったキタナの陣営の一員として、最終決戦に身を投じる。









この先最新作「1」のネタバレ注意









彼はザテラン、私はエデニア人だ。……タルカットによってこうなる前の話だがな」(ストーリーモードチャプター5)


リュウ・カンが再編成した第3時間軸では、種族としてのタラカタンは消滅。代わりに、アウトワールドで社会問題となっている伝染病「タルカット」によって不可逆の変異を起こした患者という設定になっている。


バラカもその一人。タラカタンになる前はエデニア人で、妻子持ちの豪商だった。現在はシンデル政権が進めているタラカタン隔離政策によって出来た、首都スン・ドー郊外の荒地にある「タラカタン・コロニー」の責任者となっている。


因みに豪商という民間人なのに相当腕が立つのだが、その理由は本人曰く「商業に従事する前は軍に居た」「かなり大きな戦争にも参加して生き残った」との事なので、退役軍人という事である。


エデニア人は非常に長命な魔法使い種族なのだが、バラカ自身もそうで、彼は熱を操る魔法の使い手と思われる。

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