概要
前作「RDR」よりも前の時代(1899年)が舞台。
前作で語られた、ジョン・マーストン(前作主人公)が所属していたギャング団『ダッチ・ギャング』の活躍と逃亡劇・そしてその顛末を、本作主人公「アーサー・モーガン」の視点から描く。
システム
狩り
狩りは今作において重要な要素である。なぜなら、狩りで得た肉や皮は店で売ってお金にできるだけではなく、装備のアップグレードやギャングへの寄付にも使えるからである。
その流れもかなり本格的で、追う動物によって適切な武器を選び、より良い個体を選別し、足跡を追い、風向きと自身の匂いに気をつけ、急所を狙い撃つ事でより状態の良い皮を入手することができる。最良品を手に入れられればそれを寄付して新たな装備を作ることも可能。
このため、条件さえ満たせば膨大な体力量を誇る大型動物でさえ一発で楽に仕留められて高値で引き取ってもらえる良質な毛皮や死骸を入手できるが、そうでなければ大量の弾を費やして手に入るのは二束三文の粗悪品になってしまう。
ギャングとしての活動よりもこっちの方に没頭するプレーヤーも数多い。
強盗
ゲーム中はNPCの乗る馬や馬車、はては列車に至るまで強盗が可能。ゲーム内には盗品を取り扱う盗品商がおり、彼らのもとに盗んだものを持っていくことで現金に変えることができる。
序盤は雀の涙程度でリスクに見合わないものの、ゲームが進み物資を積んだ馬車の情報などを教えてもらえるようになると良い小遣い稼ぎとなる。
ベースキャンプ
ダッチギャングの拠点となるベースキャンプでは、仲間たちとの語らいや消耗品の補充、食事やアイテムの作成、ミニゲームなどを楽しむことができる。
冒頭の強盗失敗により、現在ギャングは困窮状態であり、メンバー全員に活動資金の寄付を募っている。
金や物品を寄付することで活動資金を蓄えることが出来、それに応じて補充される消耗品の種類や新たなアクティビティを増やしたりできる。
仲間同士での会話などのやり取りもかなり豊富なため、定期的に戻って聞いてみるのも良い。
ストーリー
1899年、アメリカ。開拓時代が終わり、法執行官は無法者のギャングを一掃し始めた。
降伏や屈服しない者たちは、次々にその命を奪われていった。
西部の町、ブラックウォーターで大掛かりな強盗に失敗した後、アーサー・モーガンとダッチギャングは逃亡を余儀なくされる。
連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われる中、ギャングたちが生き延びるためにはアメリカの荒れた土地で強奪、暴力、盗みを働くしかなかった。抗争に関わるほど、ギャングはバラバラにされる危機に見舞われる。
アーサーは、自らの理想と自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択を迫られる。