二人の関係性
須羽ミツ夫(パーマン1号)は星野スミレ(パーマン3号)の大ファンであり、彼女もまた、彼に密かな好意を寄せているが、当のミツ夫はそのことに全く気付いていない。
スミレは「特別扱いされたくない」という思いからバードマンを除くパーマン仲間には自身の正体を隠しており、普段1号とは口喧嘩ばかりしている。
恋愛模様
スミレはテレビのインタビューで司会者から「ボーイフレンドはいますか」と問われると「います」と回答た。すると司会者は、ハンサムで文武両道な彼氏を想像したが、「いるが、彼はそういった人ではなく、自分が好意を寄せていることに気づいていない」と遠回しにミツ夫への好意をほのめかした。
モノクロ版アニメの最終回にてミツ夫に自身の正体を明かし、パー子と星野スミレのどちらが好きか問いただす場面があるが、これはアニメオリジナルであり、原作ではパー子の正体を知ることなく、1号はバード星へと旅立ってしまう。
一方、カラー版アニメの最終回では1号に「これは私が命の次に大切にしている宝物です。あなたにだけ特別に見せることにしました。」と書かれた手紙と箱を送る。しかし、コピーロボットと箱を開ける際に手を滑らせてしまい、中に入っていた手鏡を割ってしまう。それから、1号は彼女から怒られることを恐れ、逃げ回るが、最後は観念し、土下座して謝る。するとパー子は「いいのよ、鏡なんか。」「あたしの宝物は鏡じゃなくて、その鏡に映ったあなたがあたしの宝物よ。」とかなりのラブコメ展開となっている。
この展開はカラー版アニメの放送当時連載されていた原作の最終回にも反映されており、上記の1号がバード星へ旅立つ際のシーンにて、パー子は1号にだけ正体を明かす場面が追加されている。
また、2003年に公開された劇場版第1作では自身のパーマンセットをお取りに捨て身の行動に出たミツ夫のフォローに入ったり、翌年公開された劇場版第2作ではパーマンセットを敵に取られ、心が折れそうになるミツ夫に奮起を促すなどより連携プレーが目立った。
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