概要
68話より登場する謎の新幹線が捕縛フィールド内に放った劣化した黒い粒子『ルクスヴェテ』より発生したブラックシンカリオンの模倣複製体。…なのだが、起源とカテゴリーによりシンカリオンと呼べるのか、巨大怪物体の範疇なのか幾度も物議を醸し出すレベルでややこしい存在である。
イザによって制作されたオリジナルとは起源や細部、カラーリングが異なり、初登場時はモードシンカンセンにならず、モードシンカリオン状態で出現、戦闘を行う。額は2本角、顔面が銀の鬼面。左肩は識別的にローマ数字でワイプがナンバリングされているのが特徴(初見はⅩ、2回目はⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴの五体、3回目はⅥ、Ⅶ、Ⅷ、4回目はⅨ、ⅩⅠ、ⅩⅡの三体を確認)。
模倣体である為に一応はドラグーンモードやバーサーカーモードにも成れるが、劇中では騎乗形態のみ。
武装は鈍い銀色のダークシャリンドリル、ダークフミキリガン、ダークフミキリシュリケン、ダークカイサツソード。BLACKShinkaを内蔵したブラックシャショットによって遠距離自動制御されている。
原初は暗躍するキリンによって作られたが、2度目はカイレンとの最終決戦中に倒された筈のソウギョクが複数創世させ、嘗て行った分散させての戦闘や、個体のみを集団撃破する策により出現、撤収も思うがままで、私兵的役割を担う。
69話では1体を犠牲にブラックシンカリオン紅を鹵獲する功績を残したが、70話ではダークシャリンドリルとダークフミキリガンを持った3体がジェットストリームアタックを仕掛け善戦するも、E3とアイアンウイングが放ったダブル・フミキリシュリケンで、72話ではドクターイエローをはじめとした西日本連合チーム各々の必殺技で撃退される。
だが、73話では超進化研究所支部各地に複数体現れただけでなく、数十体オーガと共に随伴。前述はチームシンカリオンが迎撃に当たるが、後者は都庁を襲撃して被害を出すも、鹵獲されていたブラックシンカリオンバーサーカーモードが放ったへルグランクロスで撃退された。
公式サイトの用語には単に『ブラックナンバーズ』と略称表記されているが、69話で本庄から認定呼称された。