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ファリンの編集履歴

2021-03-10 17:51:41 バージョン

ファリン

ふぁりん

漫画『ダンジョン飯』に登場するキャラクター。

曖昧さ回避

  1. ゲーム『スターオーシャン3』の登場キャラクター
  2. 漫画『ダンジョン飯』の登場キャラクター
  3. アニメ『魔法少女リリカルなのは』の登場キャラクター→ファリン・K・エーアリヒカイト

この項目では2について解説する。



人物

種族:トールマン(人間

本名:ファリン・トーデン

年齢:23歳


パーティーリーダーであるライオスの妹で、パーティメンバーでもあった。

茶髪で瞳は琥珀色だが視力が悪いため目を細めていることが多い。体格が良く、身長はメンバーではライオスとマルシルの中間。

職業は魔術師で、特に治癒術や除霊術に優れる。防御魔法も担当していた。死霊に対してさえ直接攻撃を良しとせず、慈愛を以て接する理念を持っている。チルチャック曰く「霊の扱いがうまかった」。

第1話でライオスを庇いレッドドラゴンに食われながらも魔法で他メンバーをダンジョンから逃がす。そんなドラゴンの腹の中の彼女を助けるためにライオスたち一行はダンジョンに再び潜ることになる。


来歴

幼い頃から兄のライオスと野を駆け遊んでいた。そのおかげか魔物やダンジョンへの抵抗感が薄く、魔物を一方的に排除する事を良しとしていない。自然の法則や精霊の性質、扱い方を、理屈ではなく肌で感じ取っている。

村にいた頃から霊術の才能に優れていた。しかしそれ故に村長の娘ながら周囲から疎外され、その姿はライオスに村を出て行く決心をさせた。

兄と別れ1年後、魔法学校に入学。故郷の田舎とは異なる生活になかなか馴染めず、友人もなく、泥だらけの劣等生と見做されていた。

実は泥だらけなのは学校近くの天然のダンジョンでのサボりによるものだった。やがて、”ダンジョンの生態系”を実地で学び取ったファリンは、授業で誰もが認める才女マルシルを上回る成果を発揮。これがマルシルとの親交を深めるきっかけとなった。

今週の金髪どんくさエルフ飯です!

学校で数年学んだのちに脱走兵と化したライオスが現れ、その姿を見て共にダンジョンのある「島」へ。そこで金剥ぎの一団に参加(3年前)し、やがてパーティーを組み現在に至る。


作中での活躍(ネタバレ注意)

物語冒頭、パーティとレッドドラゴンとの戦いにおいて、全滅の危機に陥った皆を生還させるために自ら囮となる。地上への帰還魔法には成功するものの、自らはレッドドラゴンに喰われてしまった。

しかし、レッドドラゴンは長い休眠期の間は食べたものの消化が進まないといわれており、かつこのダンジョンは一種の呪いの支配下にあり、魂が体から離れにくくなっているため、遺体があれば蘇生可能という希望があった。完全に消化される前に彼女の遺体をドラゴンから取り出し、蘇生術を施すためにライオス一行はダンジョンへと戻っていく。


優れたプリースト系の魔法技能を持つ彼女がいなくなったため、必然的にマルシルの負担が増し、特に死霊に襲われたときには危うくパーティが全滅しかけている。

その才能は天性のもので、幼少時にすでにその片鱗を見せ、ライオスを窮地から救っている。

魔法学校での同窓生でもあり、親友であるマルシルをして「本当にすごかった」と言わしめる技量の持ち主。ただし天才肌にはありがちな感覚派で、魔法の組み立て方を理論立てて説明するのが苦手。ライオスは彼女から回復魔法を習おうとしたことがあったが、その教え方は

「そしたらなんか良い感じのトコで ダッとやってドーン!!」

というものだったので、よくわからなかったとぼやかれている。

ダッとやってドーン!!


ライオスたちが苦労の末にレッドドラゴンを倒した時には、すでに彼女は骨だけとなっていたものの、ドラゴンの血肉を使い辛うじて蘇生に成功、感動の再会を果たした。その直後、センシが誤って爆発事故を引き起こしかけたのを見て、詠唱もなしに強力な防御魔法を発動するなど、異常な魔力の高まりに自身でも驚く。

ドラゴンの肉を使った料理には大喜びで舌鼓を打ち、その他の魔物食の話にも目を輝かせて聞き入っていた。ケン助の正体を見せられた時も、その第一声は「かわいい」であり、「有肺類……!?」と興味津々の反応を見せた。エクソシストとしての霊感も健在で、廃屋にいた少女の霊にあいさつし、宿泊の許可をもらっている。

センシティブな作品

しかし、蘇生に使われたレッドドラゴンには狂乱の魔術師による支配の術が施されており、その影響から彼女自身が魔術師の支配下に置かれ、精神をレッドドラゴンのものに上書きされたうえ、魔物(キメラ)の姿にされてしまった。

それからはデルガルを探す目的で動くようになり、ダンジョン深部へやってきたライオス・カブルー・シュローの一団と戦闘。巨大な体躯で軽やかに攻撃すると同時に魔術も操り7人の死者と1人の重体者を出した。

狂乱の魔術師が迷宮を差し押さえにきたカナリア隊に追い詰められると召喚に応じダンジョン1階に現れる。魔力の薄い場所ではせいぜい壁となることしかできなかったが、床が崩れると嬉しそうに狂乱の魔術師を抱き締め、共に落ちていった。


関係性

  • ライオス

実の兄。ドラゴンに敗北し地上で目覚め、ファリンがいないことを伝えられると「今すぐ助けに行く」と即座に行動する。メンバーに残ったマルシル・チルチャックの装備を売った金で一人でダンジョンに潜ることを提案するほど妹への想いは強い。竜の逆鱗を突くためなら自らの脚を犠牲にできるし、蘇生のために禁忌である黒魔術が必要となった時も即決。蘇生した妹を狂乱の魔術師に連れ去られると満身創痍のまま動き出そうとした。

キメラと化し次々にパーティーを殺害する妹に対しては「代われるものなら俺が代わってやりたかった」と剣を抜こうとするが――

幼少期のファリンは兄を「兄ちゃん」と呼びくっついて一緒に行動していた(成長してからは「兄さん」)。どんな相手とも紳士的に接する彼が唯一砕けた口調で喋り、指図する相手はファリンだけ。学校に行くため村を離れてからマルシルと出会うまで一人で食事をとっていたファリンの姿を思い胸を痛めるが「ファリンがいたら今頃こんなおいしい物は食べられなかったろうな」と発言するのはご愛敬。

  • マルシル

魔術学校での精霊の繁殖実験において、ほぼ状態を維持して「上出来」と褒められたのに対し、ファリンは大繁殖させてしまい、マルシルにショックを与える。

実はファリンの成功の原因は「精霊がいっぱいいる場所」(=天然のダンジョン)を見つけて参考にしたことにあり、それはバッタを見つけるとはしゃいでとっ捕まえ、キイチゴを見つけると大喜びで即食べる、旺盛な好奇心の産物であった。やはり兄妹なだけあって、魔物マニアに通じる性癖があるようである。

しかし物事の一面のみにとらわれず、生態系の循環を俯瞰的に見ることができるファリンの視線は、ダンジョンの魔力を利用することだけしか考えず、魔物とみれば他への被害を考えずに焼き払おうとしたマルシルに、ダンジョニウムの何たるかを悟らせた。

ライオス同様ファリンのことは強く意識していて、白骨死体の状態から蘇生するために“専門”の古代魔術(黒魔術)を使う。死んだドラゴンの肉を使うことを提案したのも彼女。

おかえり!

  • シュロー

ある日の野営中、並みの女性なら気味悪がるであろう芋虫を、まるで宝石か何かのようにうっとりと愛でているファリンの横顔を見て「一発で恋に落ちた」。後にシュローは彼女の兄であるライオスに対し「あれほど魅力的な女性は他にいない」と評している。


東方の人間らしく食事の約束もそこそこ(空気を読まない兄の邪魔もあって)にプロポーズするも考え中ということで返事を待っていた。

彼もまたダンジョンから生還するとファリンを助けるために「身内」のニンジャと共にダンジョンに潜っていた。

ファリンは夢魔(ナイトメア)に襲われたシュローの心の傷を守り、助けたことがある。



関連イラスト

ファリンダンジョン飯よりファリン

すごいファリンダンジョン飯



関連タグ

ダンジョン飯

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