概要
相手の顔を掴みながら地面に叩きつけた後、両手で首を絞め上げながら吊り上げ、自分もろとも火柱に包み、最後に爆発させる。
発生させる火柱は、最初は青い(オロチの炎)が、徐々に赤(ヒトまたは八尺瓊の炎)に変わって行き、最終的に完全な赤になった所で爆発させるという演出がある(ただしこの演出はKOF2003のみ)。
モーションとしては、参百壱式・爪櫛→弐百拾弐式・琴月 陰→首絞め(専用モーション)となる。
設定等は詳しく明かされていないが、草薙京の最終決戦奥義・無式(三神技の壱)に相当する技で、設定としてもゲームでの位置付けとして、庵の技の中で、最上位に位置付けられる技の一つとなっている。
KOF97の時点では、元々草薙家がオロチが復活したときのことを想定し、開発した「三神技」のひとつで、「三神技の壱」・「弐」・「参」は全て草薙の技とする設定があったが、『2003』にて庵に本技が実装され、草薙京と神楽ちづるにもそれぞれ三神技之壱、三神技之参が実装されている。
これらは『2003』時点のスタッフが三種の神器に準えてそれぞれに再設定したのか、そもそも該当の設定を知らなかったのかは不明。
ゲーム上での性能は、初段が中段判定だが、暗転が伴うので見てから立ガードが余裕。
強攻撃からコンボ可能ではあるが、弱攻撃から繋がらないと、発生も特別早くなく、無敵時間も特筆する部分は無い、単純な高威力が持ち味の技となっている。
庵らしい高威力な技でありながら、八神流の(動き)封じるという演出も備えた技になっている。
元々はKOF97の三種の神器チームのED演出で、庵がオロチによって暴走させられながらも、オロチに思惑に反してオロチに向かって放った技(というか、残った力の全てを首絞めと炎に込めただけ)。
その後、KOF2002の家庭版の追加キャラである暴走庵のMAX2「???!」を経て、KOF2003で庵のリーダー超必殺技として技名も含め実装された。
また、炎の色が青から赤に変わるのは、KOF96の三種の神器チームのED演出から来ている。