『そして太古の竜と手を結び、全てを救う神獣となる!』
『解き放て!二つの力を発揮する!』
『手を取れ!太古の竜と交わる時!』
『It`s time to マシマシ!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場するワンダーライドブック。ジャンルは「神獣」。超自然の力と調和を司る神獣「元素竜エレメンタルドラゴン」の伝承が封じられているワンダーライドブック。
仮面ライダーセイバー・エレメンタルプリミティブドラゴンの変身に使用され、開いたプリミティブドラゴンワンダーライドブックにエレメンタルドラゴンワンダーライドブックを装填し、その状態で聖剣ソードライバーにセットし変身を行う。
謎の少年=プリミティブドラゴンを救い出したいと願い、その孤独に触れた飛羽真が、失われた伝承の続きを自ら作り出して読み聞かせ、ドラゴンを孤独から救い出したことで誕生した。
「ドラゴンの友達の自然の力」を宿しており、内包する伝承をページ内部のギミック「オーセントカーヴィング」でプリミティブドラゴンワンダーライドブックに重ね、失われた後半部を構成する。
このためライドスペルは「そして~」と前半部分の存在を示す内容になっている。
ページは左開きだが、エレメンタルプリミティブドラゴンへの変身時には右に開く。
元素竜エレメンタルドラゴン
飛羽真の語った「続編」から生まれた、自然界の四大元素の力を持つ神獣。
大自然そのものがドラゴンとして顕現した姿であり、変身時に確認できる外見はプリミティブドラゴンと同じく大半をエネルギーで構成された竜だが、炎の剣士である飛羽真の影響なのか全身が赤に染まっている。
新たなる物語
むかしむかし
ドラゴンと人間は仲良く、幸せにくらしていました。
しかしある時、ドラゴンを恐れた人たちに、ドラゴンは狩られてしまいました。
生き残ったのは、たった一匹だけです。
どこ? どこにいるの?
砂漠の上も。吹雪の中も。
いるはずがない仲間をドラゴンは探し続けました。
しかし、ついに力尽き、ドラゴンは倒れてしまいました。
それから時が経ち、体が骨だけになっても、ドラゴンは仲間を探しました。
しかし仲間を見つけることはできません。
僕は一人ぼっちなんだ。
疲れて眠るドラゴンの耳に、ふと誰かの声が聞こえました。
君は一人ぼっちじゃないよ。
友達ならいるよ、君のすぐそばに。
ほら。耳を澄ませてごらん。何が聞こえる?
風の音…笑ってる。とても楽しそうに。
そうドラゴンが答えると更に声は尋ねました。
水はどう?土は?火は?何を感じる?
水は歌ってる。
土はなつかしい匂いがする。
火は、すごく温かい。
すると大自然はエレメンタルドラゴンとなり、ドラゴンに寄り添いました。
ありがとう。友達を見つけてくれて。
ドラゴンは、エレメンタルドラゴンと共に、大空へ飛び上がりました。
2匹は手を取り合い、大自然のなかでいつまでも楽しく暮らしてゆくのでした。
めでたしめでたし。
(神山飛羽真「プリミティブドラゴンとエレメンタルドラゴン」より)
関連タグ
仮面ライダーセイバー セイバー(仮面ライダー) エレメンタルプリミティブドラゴン
フルフルラビットタンクボトル:こちらも主役ライダーの暴走フォームを克服したアイテム。
プログライズホッパーブレード:こちらは前作において、主役ライダーの暴走フォームを克服するのに貢献した武器。