頼むよ。だんな様♡
私…あなたのお嫁さんだよ。
だから、どこにも行かないわ。
プロフィール
概要
主人公・由崎星空(ナサくん)と交際0日で結婚し、夫婦となる。
つまり、ナサくんの嫁(=ナサくんの妻)。
人物
過去が不明で謎が多く、ミステリアスな雰囲気を持っている。
奈良に住むナサの両親に会いに行った際にはまるで平安時代に生きたような言い方をしたり、ナサの父・縁の所有する日本刀を扱えたり、物事の歴史的な薀蓄をよく語ったり、聖徳太子や織田信長や徳川吉宗らに直接会っているかのような話し方をしている。
さらに、物語冒頭のトラックに衝突しても無事だったことや、のちに「私の体は怪我も病気もしない」と自嘲するように呟いていること、さらにはナサの事故から容姿・年齢が変化していないことも合わせて、不老不死を匂わせているが詳細は不明。
一見するとクールな美少女だが、実は結構負けず嫌いで、挑発や意地の張り合いには、それがフリと解っていてすらノッてしまう事も多々ある、絶対に引か(け)ない頑固者。ある意味では根性(肝っ魂)の据わりきった姐さん気質とも言える。その一方で結構シャイで純情な恥ずかしがり屋でもあり、クールな素振りは恥ずかしさなど感情のメーターが振り切った際「自分がどう反応して良いか解らない」ゆえに、それを隠す(表に出さない)ためのポーズとして取っている場合も多い。
が、意外にもテレビや映画・アニメ・ゲーム(特にレトロハード)が好きという一面を持っている。ナサくんの部屋にテレビが無い事を知った時には驚愕し、そのだんな様が司のために中古のテレビとBlu-rayを購入した際には「文明の到来が来た」と感激に涙し、草津温泉風湯布院に残されていたレトロハード&ソフトの山+PC-8801を見た時には「これは、ひとつなぎの大秘宝だ」と心踊らせた。
また、低反発の布団に興味を示したり、深夜のサービスエリアでテンションが上がるなど、好奇心旺盛でもある。
料理は得意で、初披露の際は調理風景が「驚きの食戟」と言われ、物凄いドヤ顔で勝ち誇っている。
最初はナサから「司さん」と呼ばれるが、夫婦での呼び方を決めるときに「司ちゃん」に変わった。夫婦の愛情表現については、ナサに求められれば照れつつも応える。
自身いわく「人を見る目はあるつもり」らしい。
出会いと結婚までの経緯
2人の出会いはナサが中学3年生の冬。
司に声を掛けようとしたナサが不注意でトラックの前に飛び出してしまったため、咄嗟にナサを身を挺して助け、直後にナサからの告白を受けて「私と結婚するなら」と条件を出したところ、ナサから「喜んで(結婚する)」との返答を受けた事から、これを約束。
その後、音信不通のまま数年の月日が流れるが、ナサが18歳となった(つまりは結婚可能年令に達した)ある日、突然一人暮らししているナサのアパートへと現れ、そのまま記入済の婚姻届をつきつけて結婚し夫婦となるのだった。
関連タグ
桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)…作者の前作のヒロインの1人。見た目が似ている。
ネタバレ注意
第1部クライマックスで彼女の正体が発覚する。
彼女の正体はかぐや姫の残した不死の霊薬をのんだ少女だった。
彼の父は帝の家臣の1人であり、病気により長くなった娘に処分を言い渡された霊薬を飲ませたのだった。