ストーリー
西暦2000年。大地震を伴う地殻変動により、都市は外界から完全に隔絶された。全ての機能の停止した街はゆっくりと荒廃し始め、やがて無法地帯へと変貌を遂げたその街は、人々から皮肉をこめて「EDEN」と呼ばれるようになった。そして時は流れ、西暦2010年。
特徴
隔絶された都市を舞台としているだけあって、全体的に退廃的な色使い(ゲーム画面的な意味でも、キャラ設定的にも)施されている。
また何処かで見かけたようなキャラが多いが、これにはちょっとしたワケがあるので後述する。
キャラクター紹介
中の人が思いのほか豪華。
クール
声 :緑川光
本作の主人公。「チキン」と称する、待ち戦法を主体とする格闘スタイルを使う。
キャッチコピーは「第4区画の黒い翼」。
ハリー・ネス
声 :郷里大輔
腕を重火器に改造したアメリカ海兵隊の軍人。現在はEDENの暴動鎮圧部隊隊長。
キャッチコピーは「恐れを知らぬ職業軍人」。
結蓮〔ユイレン〕
声 : 折笠愛
バー「風の魚」の歌姫・・・なのだが。スピードを生かした打撃技を得意とする。
キャッチコピーは「魅惑の歌姫」。結蘭とは血縁関係にある。
結蘭〔ユイラン〕
声 : 大谷育江
バー「風の魚」のバーテン。見た目は優男だが・・・。結蓮の存在を考えると仕方なしか。関節技を得意とする。
キャッチコピーは「恍惚のバーテンダー」。
タロウ
声 : 園部啓一
マシュウ老人に拾われ育てられた人造人間。その出生の謎にはカルロスが関係しているという。
キャッチコピーは「心優しき人造人間」。
鬼瓦寅男〔おにがわら とらお〕
声 : 秋元羊介
空手家。自らの鍛錬に打ち込むあまり、定職につかず浮浪者まがいの生活を送っている。
キャッチコピーは「空手バカ!!」。ハリーの格闘術の師匠でもある。
ルチオ・ロッシ
声 : 堀川仁
暗黒街のボス、ワン・タイゼンに暗殺術を叩き込まれた少年。それ故にワンを激しく憎んでいる。
キャッチコピーは「暗黒街の臥龍」。
壬生灰児〔みぶ はいじ〕
声 : 関智一
カルロスによる人間兵器計画「ケースクラス」の唯一の生き残り。実験の後遺症で痛覚を持たない。
技名は日本のバンド、BLANKEY JET CITYの楽曲タイトルが元になっている。
キャッチコピーは「8番目の狂犬」。
トリガー
声 : 石井康嗣
本作の中ボス。カルロスの雇った殺し屋。拳銃を使った格闘術を用いる。
カルロス
声 : 小杉十郎太
本作のボス。EDENの不動産王。日本刀を振り回して戦う。
どっかで見た事あるような・・・
ハリーや壬生灰児など、使用する技やキャラデザインにKOFっぽさを感じさせるが、それもそのはずKOFの開発クリエイターが本作の開発に携わっている。