概要
ジブリらしい爽快な空中描写や世界観が高い評価を誇る(しかし興行時はあまり良い成績ではなかったらしい)。
主人公パズーが、空から落ちてくるヒロインシータに出会うところから物語は始まる。
だけど実際の映画はその前の海賊に襲われる飛行船内からシータが落ちるところから始まってるよ。
なにはともあれそうやって、空にあるという伝説の城ラピュタを信じるパズーとシータの冒険が始まる…
主人公であるパズーにヒロインシータ、ドーラ婆さんはじめ海賊たち、
といった個性的な面々が多く登場するが、
やはりここpixivにおいて一番の人気は敵側ムスカ大佐である、ということに異論はないと言える。
そう、ここpixivにおいてはマサオ氏が筆頭として、
ムスカ大佐への歪んだ一途な愛情を垣間見ることができて危険なのである。
するなよ!絶対ムスカでタグ検索するなよ!
主人公であるパズーやシータの活躍以上に脇役たちの印象が強く残る作品であり、
「親方ッ!空から女の子が!」(パズー)
「40秒で支度しな!」(ドーラ婆さん)
「竜の巣だぁ」という台詞を入道雲に向かってつぶやいたあの夏の日。
といった心に残る名台詞が数多く存在するがやはり魅力的な台詞、言動の多さはムスカ大佐が一番と言える。
詳しくはムスカの項に譲ることとし、
ムスカを語らずにラピュタを見るなかれ、という格言は今私がつくった。
ちなみに…
ラピュタのエンディング映像には続きがあるという噂があり、シータの故郷(ゴンドア)に降り立った二人が握手をして別れるという内容というもの。
ビデオ・DVDには一切収録されておらず、TVの初回放送と劇場版・LDのみの映像とも言われているが、
後にジブリの関係者から正式に否定されている。しかし、実際に見たという人もあり、アニメの都市伝説と化している。
ちなみに、設定資料集には上記の噂の内容に類似したイラスト(本編未使用)が掲載されており、
恐らくはこの絵を見た人が本編の絵と勘違いしたからではないかと言われている。
徳間書店から出た小説版では、その後について少しだけ書かれている。その中でシータがパズーからの手紙を受け取って読むシーンがあり、ゴリアテは事故で大破して修復中とし、ラピュタについては全く触れられずに軍から公式発表されている。
なお日本テレビの「金曜ロードショー」では「ノーカット」を謳いながら時間の関係で一部シーンがカットされている。