概要
このロープを繋いで地面に置き、ボタンを押すと水が湧き出す。
赤色のボタンを押して湧き出た赤い水をコップ一杯分飲めば一年歳を取り、青色のボタンを押して湧き出た青い水をコップ一杯分飲めば一年若返る。
エピソードとしての解説
てんとう虫コミックス・カラー作品集第1巻に収録。
サブタイトルは「としの泉ロープ」
片づけは終わったものののび太は勉強やおつかいもやるように言われてしまう。
大人だから威張れることに不満を持ったのび太にドラえもんはとしの泉ロープを出す。
このロープから湧き出た赤い水を飲んでのび太は大人の体系となり、パパの服を借りて、遊びに行くことにする。
その途中、ママに会うもママは目の前の青年がのび太であることに気づかず、のび太の外出を許してしまう。
大人の姿で町を歩くのび太は玩具の自動車で遊んでいる幼い子供を注意したり、先生に「子供たちにあまり、宿題を出してはいけませんよ」と告げたり。タバコ屋の店長に自分が大人であることを確認してもらったりする。
スネ夫>骨川スネ夫からゲームを取り上げるジャイアンを叱り、ゲームを取り返すも自分がそのゲームをやり始めてしまうのび太。
そこにしずかが現れ、のび太はしずかにもとしの泉ロープの赤い水を飲ませる。
それにより、しずかも大人の体系になるもしずかが恥ずかしがったために青い水ですぐに戻すのだった。
しずかと別れた後、のび太の前にドラえもんが現れ、勉強が終わっていないのに外出したことでママが怒っていることを知らされる。
元の姿に戻り、恐る恐る帰宅したのび太だがママは小じわや白髪で気が滅入っていた。
そこでドラえもんとのび太はママに青い水を飲ませたことで小じわと白髪は消え、ママの機嫌は直り、のび太は叱られずにすんだのだった。
アニメ版
1987年2月27日に放送。
サブタイトルは「としのいずみロープ」
・のび太がサッカーの試合に混ぜてもらえず、
帰宅した後、原作回の始まりに繋がる
・のび太はしずかと別れた後、
空き地でサッカーをしている子供たちにボールを蹴り返すも
神成さんの家のほうに蹴ってしまい、神成さんのガラスが割れてしまう
・としの泉ロープが気にいったママは青い水を
バケツに入れてくれるように頼んで幕引きとなる