概要
ガガガガールは、『遊戯王ZEXAL』に登場する闇属性・魔法使い族の効果モンスターである。
声優は番組レギュラーの大室佳奈だと推測される。
魔法使いの姿をした女性モンスター。使用者は九十九遊馬。
アニメでの初登場は第21話の「遊馬vsお掃除ロボット オボミ」の遊馬vsオボミ戦。
召喚演出がさながら魔法少女の変身シーンを思わせるカメラアングルと構成になっている。
さらに、おそらく遊戯王でガチでやったのは初めてであろう乳揺れを披露する等、アニメスタッフの力の入れようが伺える登場シーンになっていた。
初台詞は「ガガガ先輩!」。髑髏のキーホルダーが付いたスライド式携帯を手にした今時っぽい格好から、ヤンキー先輩(ガガガマジシャン)に憧れるギャル後輩といった存在か。
ガガガマジシャンと共にオーバーレイされる際には「センパ~イ!」と発声している。
効果モンスターだが、ガガガモンスターとともにエクシーズ素材になった際にモンスターエクシーズ1体の攻撃力を下げる「ゼロゼロコール」しかなく、さらに自身がレベル3なので遊馬の持つ他のガガガモンスターでレベルが合うのがカイザーしかいなかった。
そのため、遊馬は「ガガガウィンド」や「レベル・マイスター」などを用いてガガガマジシャンとレベルを合わせ、希望皇ホープのエクシーズ召喚に繋げることが多かった。
ちなみに自身の攻撃名は「ガガガプッシュ」。
漫画版
初登場はランク17『健ちゃん!!』ラストシーン、コロンのターンに破壊されたカメレレレオンの墓地効果で特殊召喚された。(行動、セリフがあるのはランク18から)
攻撃表示だったため、コロンのナンバーズである不乱健の攻撃で破壊されて遊馬の敗北になると思われたが、「女性モンスターに攻撃できない」という不乱健の弱点のおかげで事なきを得た。(この弱点は元ネタであるフランケンシュタインの怪物の設定からきたもの)
その行動は不乱健の顔を携帯電話のカメラで撮影して彼に見せ、さらに次の遊馬のターンに召喚されたガガガマジシャンを前にして頬を染めるというなかなかにえげつないものだった。
こちらはOCG版同様ガガガマジシャンにレベルを合わせる効果があった。
効果テキスト
アニメ版
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/ATK 1000/DEF 800
このカードがこのカード以外の「ガガガ」と名のついたモンスターと共に
エクシーズ召喚の素材となった時、相手フィールド上に存在する
モンスターエクシーズ1体の攻撃力を0にする事ができる。
OCG版
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/ATK 1000/DEF 800
自分フィールド上の「ガガガマジシャン」1体を選択して発動できる。
このカードは選択したモンスターと同じレベルになる。
また、このカードを含む「ガガガ」と名のついたモンスターのみを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力を0にする。
初登場時に遊馬が使用していた『星に願いを』の効果を内蔵された。
攻撃名は「ガガガプッシュ」、攻撃力をゼロにする効果の名前は「ゼロゼロコール」。効果の発動時にはガガガガールが携帯を操作して相手の攻撃力をゼロにする演出があった。
相性のいいカード
攻撃力が変動したモンスターに関するカード。
有名なワンキルコンボだが、SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング&No.39希望皇ビヨンド・ザ・ホープでもワンキルが可能なことから使用率が落ちた。
余談
遊馬はガガガマジシャンという魔法使い族モンスターをエースとしていることから、
歴代の闇遊戯のブラック・マジシャン・ガールを模してデザインされたモンスターだと考えられる。
20話の予告の時点で正式名称は判明していなかったので、
名前判明までは「ガガガマジシャンガール」のタグで投稿されていた。
正式登場前から人気が高く、『遊戯王ZEXAL』でもっと以前から登場していたNo.39希望皇ホープなどよりイラスト数が多い。