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山田風太郎の編集履歴

2021-05-13 21:40:52 バージョン

山田風太郎

やまだふうたろう

山田 風太郎(やまだ ふうたろう、1922年(大正11年)1月4日 - 2001年(平成13年)7月28日)は、日本の小説家。本名は山田 誠也(せいや)。

山田 風太郎(やまだ ふうたろう)は、伝奇小説推理小説時代小説の三者で名を馳せた、戦後日本を代表する娯楽小説家の一人である。


プロフィール

生年月日1922年1月4日
没年月日2001年7月28日
本名山田 誠也(せいや)

概要

魔界転生』や忍法帖シリーズに代表される、奇想天外なアイデアを用いた大衆小説で知られている。

南総里見八犬伝』や『水滸伝』をはじめとした古典伝奇文学に造詣が深く、それらを咀嚼・再構成して独自の視点を加えた作品を多数執筆した。

彼の作品はいわゆるバトルもの・能力バトルものの先駆者であり、聖闘士星矢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ、Fateシリーズなど後世の娯楽作品に大きな影響を与えた。


エピソード

・無類の酒好きで大食漢。蛆がわいたコンビーフや、延々とグリーンピースの山を食べ続ける戦中の貧しい食生活の反動らしく、奥さんに料理教室に通ってもらい、沢山おかずを食べていた。夫婦仲・親子仲が良く、娘への贈り物に名著「育児日記」を物した。


・学生時代は不良で通り、夜中に繁華街をうろついて映画を見るのは常だった。

「風太郎」とは当時の不良仲間との暗号名からつけたものである。本来は「かぜたろう」と読ませたかった模様。


・日本三大名探偵「神津恭介」のシリーズを手掛けた高木彬光とは全く正反対の性格ながら親友である。好戦的な高木と飄々とした山田の相性が抜群にあっていた模様で、喧嘩もまったくしたことがないが、彼のB29のようないびきにだけは本気の殺意を抱きかけた。


・戦後の推理小説家の大半がそうだが、師の江戸川乱歩を深く尊敬している。ただし乱歩の趣味にはついていけていない。また横溝正史にも懐いており、いきなり押しかけて酒をねだったところ、横溝の方が上機嫌に大トラになってひっくり返ったのを見て「これが本当の酒飲みだ」と恐れ入ったという。



主な作品

  • 忍法帖シリーズ
  • 青春探偵団シリーズ
  • 荊木歓喜シリーズ
  • 八坂刑事シリーズ
  • 金瓶梅シリーズ
  • 反忠臣蔵シリーズ
  • 反太閤記シリーズ
  • 魔界転生
  • 青砥稿花紅彩画
  • 怪談部屋
  • 女人国伝奇
  • 幕末妖人伝
  • 明治バベルの塔 万朝報暗号戦
  • 室町少年倶楽部

関連イラスト

愛するものよ、死に候え天草四郎時貞!


関連タグ

小説 戦後

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