概要
ありえない生き物の一つである海辺の工場に現れた節足動物のクモを連想させる怪獣。大滝のおやっさん曰く「クモの化け物」であり、工場のスタッフによる呼び名がそのまま定着した。
大まかなシルエットはいかにもクモのようではあるが、前足はドリルのような形状をしており、尾部にはカブトムシのような角が生え、アゴがヤゴのように展開するなど様々な昆虫や節足動物を兼ね備えている。また、クモらしく糸を出して巣を作ることも出きる。
最大の特徴は体が半分になっても活動を継続できる強い生命力。しかも、真っ二つになった体どころかそこから零れ出た青い体液がスライムのような姿となって動くという不気味すぎるほどの代物である。その上群生しており、一度に何体も襲撃してくる。
食性は肉食であり、漂着したマンダを漁ったほか、人間も積極的に獲物とみなす。