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グルーデック・エイノアの編集履歴

2021-05-24 20:59:28 バージョン

グルーデック・エイノア

ぐるーでっくえいのあ

グルーデック・エイノアとは、機動戦士ガンダムAGEの登場人物。

CV:東地宏樹

人物像

地球連邦軍の軍人で、階級は中佐。39歳。

元々はアリンストン基地の副司令であったが、UEの襲撃による混乱の中で、宇宙戦艦ディーヴァの本来の艦長であるディアン・フォンロイドを拘束し、データを改竄して自身が艦長に就任する(立派な不正行為であるが、これはディアンが民間人を見殺しにして自分たちだけ逃げようとしていたためでもある)。


コロニーエンジェルの出身で過去に起きた「天使の落日」によって妻子を亡くしており(その時、彼は他のコロニーに出張していた)、その原因となったUEを憎んでいる。

戦艦ディーヴァの強奪や、裏取引など数々の不正行為に手を染める事すら躊躇わないのは家族の復讐のため。「天使の落日」以前は民間企業に勤める一介の優秀なコンピューター技術者で、UEへの復讐の為に連邦軍入隊後は過去の技術者としての能力と作戦立案能力によって異例の速さで中佐まで出世を遂げている。

その一方で復讐の念に凝り固まっているだけの人ではなく、巻き込んでしまった部下たちに詫びたり、ザラムとエウバの争いにガンダム込みで割って入ったフリットが、ドン・ボヤージに過去を理由に批判された際は「フリットはザラム・エウバみたいな連中とは違う」といった旨で毒づいている。腐敗した連邦軍に対しても憂いており、地球連邦上層部がUEの正体を知っておきながら隠蔽している事も感づいていた。

フリット達やザラム、エウバと共に独自にUEを戦う準備を進め、遂に宇宙要塞アンバットに乗り込んだ際に「天使の落日」の元凶たるギーラ・ゾイを射殺した。

アンバットでの戦闘後はディーヴァ艦橋で部下たちに頭を下げ、妻子に復讐の完遂を報せた。

一連の戦役の後、戦艦私有の罪をすべて背負う形で、反逆者として収監された(刑期については言及されず)。


第二期(アセム編)でも刑期を終えて釈放されて登場している。刑務所の看守達からは「栄冠無き真の英雄」として敬礼された。

コロニー「ソロンシティ」の酒場でフリットと再会。収監中に得た情報から連邦軍にヴェイガンの内通者がいる事を告げる。その翌日、雨の降る夜で内通者の差し金により成長したアラベル・ゾイの闇討ちを喰らい、殺害された。享年65歳。


時折見せる悪役じみた邪悪な笑みがチャームポイント。「一番まともな大人」「明確で真っ当な神経をした人」「主人公の良き理解者」「復讐以外のこともちゃんと考えている人」である一方、その悲劇的な過去故にディーヴァ乗っ取りの際の正規クルー拘束・見殺しや敵の子供相手に「亡霊に囚われて悲劇的な人生を歩め!」と呪詛を浴びせかける時のようなドス黒い部分も多く描かれ、『敵を射殺する』という汚れ役を引き受けることになったのも彼である(敵の方が民間人虐殺上等なので、それを踏まえると仕方ないことではあるのだが…)。

MBS・TBS系列放送のガンダムシリーズでは初の男性主役艦艦長でもある。


小説版

小説版の前歴は技術者であると同時に凄腕のハッカーでもあり、電脳戦のプロフェッショナルでもある。入隊後は情報局に配属されており、その時に入手した機密情報をドン・ボヤージに渡して協力を取り付けている。

また、アニメでは放置していたディアンと彼に近かったディーヴァクルーを明確に憎悪して殺害、証拠隠滅ついでに死体を爆破した上でデータ改竄するなど、本編以上に情け容赦なくなっている。


第2部においてはアラベルに殺害されるのは同じだが、フリットと再会せず、また殺される前に内通者のデータがネットワークに流れるように仕向けていた。



関連タグ

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE ミレース・アロイ アダムス・ティネル フリット・アスノ

ヘンドリック・ブルーザー ディアン・フォンロイド ストラー・グアバラン

ギーラ・ゾイ アラベル・ゾイ

ディーヴァ


ジャミル・ニート

カトウ(ガンダムビルドファイターズ)

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