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蛍(サザンオールスターズの曲)の編集履歴

2021-05-29 22:29:42 バージョン

蛍(サザンオールスターズの曲)

ほたる

サザンオールスターズが2013年に発表した楽曲。普遍的な平和への祈りを込めた歌。

概要

サザンオールスターズの54作目のシングル「ピースとハイライト」のカップリング曲。2013年8月7日発売。


作詞・作曲:桑田佳祐

編曲:桑田佳祐 & 片山敦夫 管・弦編曲:島健


映画版『永遠の0』の主題歌として書き下ろされ話題となった曲。桑田は2013年3月に映画製作サイドから熱心なオファーを受け、事前に『永遠の0』のラッシュ(仮制作のフィルム)を見た上でこの曲を書き下ろしており、その際に製作途中段階のものであるにも関わらず涙を流し、周囲に「今年No.1の映画になるのではないか」と述べていた。


映画主題歌の枠にとどまらず、普遍的な平和への祈りが込められている楽曲となっており、身近な愛する人に先立たれた人への思い、メンバー全員が胸に刻み込んでいる東日本大震災への思い、大切な人との別れ、食道がんとの闘病を経験した桑田自身の思いも詰め込まれている。この曲を制作した頃の桑田は「人の為に生きることが出来るか」「自分の子供のために死ねるか」といった事をよく考えていたという。桑田の思いをより深く知りたい方は本人の記事の逸話の項を参照の事。


原作者の百田尚樹は、自身のTwitterで「蛍」を「胸に染みいるような素晴らしい歌」と評価している。また、発売年のスタジアムツアーにも足を運んでおり、ライブ全体には「どの曲も良かった」、この曲には「泣けた」とコメントした。


弁護士北村晴男「僕らが生まれる前に太平洋戦争が終わっているがたかだか11年前(※1)、親や先輩の年代は本当につらい思いをしていてそれを見事に描いている」とこの曲を高く評価している。


CD音源と映画に使われたバージョンでは、間奏のアレンジに違いがある。CD音源ではオーボエが吹かれているが、映画版では零戦のプロペラの音に変わっている。

  • ※1:1945年8月15日に太平洋戦争大東亜戦争は終わっており、それから11年後の1956年に桑田や北村、原作者の百田はこの世に生を享けている。なお、この発言は『かたらふ〜ぼくたちのスタア〜』(フジテレビ、2016年7月23日放送)でのものであり、話し相手だったメインMCの小堺一機も同い年で且つ全員早生まれである。

メディアでの使用


関連動画

ミュージック・ビデオ

を想起させるアニメーションと奇跡の一本松・原爆ドーム五山送り火などの写真が特徴。


ライブ映像

2013年のスタジアムツアーでは客に配布された「胸熱リストバンド」が発光する演出が行われた。観客がリストバンドをつけた手を振るなど会場が一体になっている状態を見た桑田は泣きそうになってしまったというが、「自分は歌うロボットだ」などと無理矢理心の中で言い聞かせて我慢したという。


関連タグ

サザンオールスターズ


永遠の0



外部リンク

Wikipedia


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