概要
杉浦博英・高橋哲哉・本根康之など、「スクウェア」に所属していたゲームクリエイターが
『ゼノギアス』の続編制作の有無などの経営方針の違いから退社し、1999年10月1日にナムコからの出資を受けて設立したゲーム会社である。
デベロッパーとして外部からの仕事を請け負う場合もある。
その後、2007年にバンダイナムコが持ち株の80%を約三億円で任天堂に売却。
ブラウニーブラウンやレトロスタジオ等と同じく任天堂の子会社の一つとなった。
2011年には残りの株も任天堂に売却され、現在では任天堂の完全子会社となっている。
任天堂の完全子会社とはいえ、バンナムの「プロジェクトクロスゾーン」の開発を手がけた事がある為、珍しい部類の子会社であるが、「プロジェクトクロスゾーン2」を最後にサードパーティーのタイトル作品の開発は行っていない模様。
主な作品
『namco×CAPCOM』(ナムコ)
『無限のフロンティア』シリーズ(バンダイナムコゲームス バンプレストレーベル)
『ソーマブリンガー』(任天堂)
『DISASTER DAY OF CRISIS』(任天堂)
『ゼノブレイドシリーズ』とゼノブレイドクロス(任天堂)
『プロジェクトクロスゾーン』シリーズ(バンダイナムコゲームス バンプレストレーベル)
外部受注
『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』(スクウェア・エニックス):背景グラフィック
『大乱闘スマッシュブラザーズX』(任天堂):開発協力
『とびだせどうぶつの森』『あつまれどうぶつの森』(任天堂) :開発協力
『スマブラ3DS/WiiU』『スマブラSP』(任天堂):モノリスソフト代表としてゼノブレイドのシュルクが参戦している。『SP』ではゼノブレイド2からホムラ/ヒカリが参戦し、その参戦ムービー製作に全面協力している。
余談
- 元々サードパーティ側にあった故か、スタッフ求人の注意書きに「モノリスソフトは任天堂の子会社です」と、わざわざ強調した事があった。普通に考えても求人で強調する意味はあまりないはずだが、これに関しては様々な憶測が流れたが真相は不明。
- 2017年2月にモノリスソフトの社名を騙り、宝くじが当たったといった事で個人情報を聞き出そうとする不審電話が掛かってくるという事例があり、モノリスソフトでは重要なお知らせとして注意喚起している。無論、モノリスソフトは宝くじ関連の事業は一切行っていない。
社名の由来とコーポレートロゴのモデルはモノリス(2001年宇宙の旅)と呼ばれる謎のモニュメントのことを指している。
関連タグ
森住惣一郎:元所属者。2017年3月31日に退社。4月11日に社名は明らかになっていない※が他社に移籍している。
※ のちにスーパーロボット大戦X-Ωでの無限のフロンティアとスーパーロボット大戦OGのコラボイベント『ここが無限の開拓地』(森住氏がシナリオを担当)に関してスパロボ公式ブログにて書かれた記事内に所属会社がトライクレッシェンドであることが表記された。⇒そのブログ記事