概要
流星のロックマンのラスボスで、FM星の最終兵器。
かつてAMプラネットを滅ぼした元凶であり、ケフェウスが地球を滅ぼす為に再び起動させた。
アンドロメダ座がモデルだが、美しい王女の姿ではなく、無機質な巨大ロボットの姿をしている。
第一形態は獣の頭のような姿をしており、ダメージを一定数与えると人型形態に変形する。人型形態になると緑色のコアが露出している状態でのみダメージを与える事が出来る。
戦闘では第一形態では前方にスマッシュ攻撃を浴びせる『ビッグバンイーター』や隕石を落とす『リュウセイグン』による攻撃が、第二形態ではミサイルや、腕から放つ緑色のレーザー『ネビュラブレイカー』を中心とした攻撃が飛んでくる。
暴走すると、起動させた人物であっても見境いなく吸収する危険性があり、ケフェウスも飲み込まれそうになったが、ロックマンのチャージショットで今度こそ完全に破壊された。
ウォーロック曰く、正体は孤独な心の塊であり、寂しさゆえに電波体を際限なく呑み込む存在との事である。
アニメ版
一貫して装甲が分厚く、制圧力の高いゲーム版以上の強さを持つ敵として描かれている。
起動する為にアンドロメダの鍵にマイナスエネルギーを溜め込む必要があると言う設定になっており、ウォーロックが起動させてFM王と刺し違えるつもりだったのだが、キグナスに奪われて地球の核を破壊しようと潜行を開始するが、鍵を破壊されて一度は停止した。
しかし、完全に破壊しきれなかった鍵がジェミニ・スパークの手に渡り、FM星人を殺害して集めたマイナスエネルギーを使って再起動し、ロックマンを追い詰めるが、AM三賢者の特攻で両腕を失い、装甲が脆くなった所をブレイクサーベルの一撃で機能を停止した。(※1)
それでも完全破壊とはいかなかったようで、ツカサが再起動を目論むものの、鍵をロックマンに今度こそ破壊され、アンドロメダはFM王によって解体された。
(※1)一方、キャンサー・バブルはジェミニに鍵の偽物を掴まされ、キャンサーは偽物に溜め込んだ涙がマイナスエネルギーだと勘違いしていた。
漫画版(作者:板垣雅也)
赤ん坊の頃からFM星を治めていた王であったが、7年前に星を訪れた星河大吾が宇宙ステーションから大量のミサイルを発射。裏切りと勘違いしてステーションを破壊し、生き残った大吾と電波変換した後、より強い力を求めてスターフォースを集めていた。
スターフォースを使って限界まで強化したジェミニスパークの攻撃をものともせず、更にロックマンをブラザーバンドで通じていた仲間もろとも変身解除に追い込むが、ウォーロックとの友情を取り戻したことで(実際は3時のおやつだった)再び電波変換したロックマンから、7年前と同じミサイルを浴びせられるが、全くダメージを受けず困惑する。撃ったのはミサイルではなく煎餅であり、使者として送り出したウォーロックが煎餅の味を広めようと、大吾の提案でばらまいたことが判明。真実を知ったことで罪悪感に苛まれるが、ロックマンから差し伸べられた手を掴んで和解。元の姿に戻って大吾と分離した後、星川家に居候することになった。
第一形態のときは幼児のようなしゃべり方だったが、第二形態では哲人のような人格と口調に変わる。