概要
携帯アプリ『ロックマンエグゼレジェンドオブネットワーク(エグゼLoN)』のラスボス。
あまり触れられないが、ロックマンエグゼシリーズでは最後に制作されたボスである(時系列上では「6」の前)。
名前の由来とモチーフはそのまんま「トロイの木馬」であり、燃え盛る鬣を生やした巨大な木馬のような姿をしている(目は6つ)。また「トロイの木馬」だけに、あらゆるセキュリティを無効化して作り出したバックドアからウィルスを呼び込む恐ろしい能力を持っている(戦闘でもこの能力を使用する)。
また、「トロイウイルス」を撒き散らしてナビの心を操る事も可能で、トロイの化身であるリバースライドマンも同様に使用できる。
元々は3,000年前に栄えたネットワーク文明の一つ「アトランピア文明」(モデルはアトランティスと古代ギリシャ)でDr.トロイによって作り出されたネットワーク兵器であり、隣国との戦争での切り札となった。しかし、アトランピアは自国の管理プログラムの暴走に伴う自然災害の影響で滅び去ってしまった。
現代においてはその生き残りであるノーバディが現代文明を滅ぼしてアトランピアを再興するべく、復活させようと目論む。起動には現代文明の電脳各所で流用されていた「コード・アテナ」、「コード・ヘラ」、「コード・アフロディテ」の三つのデータと受け皿と「プログラム・ゴールデンアップル」が必要で、起動すると全世界規模で大量のウィルスが出現するというエグゼ史上屈指の被害を与えた。
戦闘ではデューオ同様にコアがむき出しになっている状態でなければダメージを与えられない。最期はトロイウイルスの洗脳を跳ね除けたロックマンに倒され、崩落するトロイの電脳と運命を共にした。
余談
「トロイの木馬」だけでなく、起動に必要なプログラムもギリシャ神話のパリスの審判の逸話に由来している。
ゲームでの名称は「トロイ」または「トロイノモクバ」となっているが、ビジュアルワークスでは「トロイモクバー」と紹介されている。記事名もそれに倣ったものである。
関連タグ
Fateシリーズ:こちらの古代ギリシャもオーバーテクノロジーが発達した世界であり、こちらではトロイの木馬はロボットとなっている。