押忍!理不尽な死に苦しむみんなを助ける憩いの場、タイガー道場です!
概要
『Fate/staynight』でバッドエンドを迎えることで転送される謎の空間(これを見るかどうかは自由に選択可能)。
『月姫』の「教えて知得留先生」に端を発し、後続作品の「ブロッサム先生」「なぜ?なに?!プロイ」などへと続くTYPE-MOON名物の解説コーナーの代表格である。
タイガ師範代と弟子1号という本編の人物とは似て非なる二人がクリアへの道筋を教えてくれる。……はずなのだが回によってはメタネタや裏話満載のため「ヒントとはなんだったのか」と思わされる。ちなみに、アドバイスがほぼない内容だったり、道場内でも処刑されたりするオチが待っていたりするケースも稀にある。
とはいえ40回あるバッドエンドには、惨殺されたり惨たらしい目に遭ったりするのは序の口。
後味の悪い結末を迎えることも多々あるため、それらを緩和してくれる清涼剤の役割も果たしている。さらに正規も含めたエンディングをコンプリートすると特別回が見れるようになるので、頑張って死んでほしい。
基本的には司会進行役であるタイガと弟子1号による掛け合いコントで進むが、たまに本編からゲストが登場したりすることも。ただしそのほとんどは本編と180度オーバーのキャラ崩壊を遂げている。
背景は各回毎に微妙に変化しており、飾られた掛け軸は「衛宮家鏖(えみやけみなごろし)」や「なかう」等の珍妙な物となっている。また額縁にはつくりものじ氏によるセイバーや遠坂凛のゆるいイラスト、「一生なかう」といった迷言が描かれている。Fateとなか卯のコラボは、これらのタイガー道場での執拗ななか卯推しが元となっている。ちなみになか卯が推される様になった経緯は「ゲーム開発時にスタッフが通った飯屋がなか卯だった」という身も蓋もない理由が由来。他にも掛け軸にはおう将の名前も確認されており、Fateと餃子の王将とのコラボが成される可能性もある。
アニメでは、2006年版の特典と『カーニバル・ファンタズム』で登場。
特典版では一応聖杯戦争について真面目に説明しているのだが、『カーニバル・ファンタズム』の方は次回予告コーナーを名乗りつつも、予告らしいことはしていない。
ソーシャルゲーム『Fate/GrandOrder』ではパールヴァティー体験クエストに登場。
実際にそう名乗ったわけではないが、ノリが完全にタイガー道場だった。
実際の本人が居ない都合から配役はそれぞれの疑似サーヴァントが担っている状態だった。
スピンオフ作品の『衛宮さんちの今日のごはん』は「この物語は とあるご家庭の なんでもない日常の一幕である」という導入に道場の2人が「聖杯戦争は!?」と突っ込むことで開始している。もっとも、世界観的には今後道場送りになるような事態は起こりそうにないが……
OVA『Fate/GrandCarnival』ではジャガーマンとシトナイがタイガー道場みたいな次回予告で・・・