新ケロロ
にゅーけろろ
概要
CV:悠木碧
ケロロ軍曹の漫画版、22巻で出てきた新キャラ。同じく新キャラの火ノ原灯と一緒に行動している。階級はまだ公表されていない。
新ケロロは一人で一個小隊の能力を備えている。ケロン星での100年で誕生したケロン兵は彼ひとりである。ケロン軍の本部の上を行く「大本部」の司令で地球(原作でいう「ポコペン」)に送られた。
一個小隊としての役目を持つためか、隊長の証であるケロンスター並びに新型のケロボールを持つ。
ケロンスターはケロロ軍曹が付けているのと基本は同じだが、外的に消去できないはずの「ケロン軍軍事機密アーカイブ」が無く、ごく最近の彼の戦闘記録を除いてまっさらな「リビルド・ケロンスター」という状態になっている。失われた中身はブラックスターと呼ばれる存在へと変貌し、ケロンスターを狙って地球に現れる。
ケロボールはケロロ軍曹の持つ旧式のそれとは違い、白い腕輪の表面に青いアイコンが表示されているような形になる。アイコンはタッチパネルで操作でき、旧式にはない機能も搭載されている。後述のスタイル使用時にはケロボールは隠れる。
ケロンスターを回すことで、ケロロ小隊の各隊員のような姿になる「スタイル」を有している。
それを使ったときの力は、格闘家のタママとの肉弾戦に一撃で勝ち、アサシントップのドロロを負かせ、武装派のギロロを新型の武器で降参させるほどの力を持つ(ケロロ軍曹とクルルとの対決は無かった。ケロロ軍曹の場合、「談合坂SA」というビームで戦おうとしたが、クルルに止められた。)。作品内で最強の攻撃力・戦闘能力を持つアリサと互角に戦えられる唯一のキャラでもあり、実際、同話・原作206話でアリサ達は相当な力を感じていた。
ただしケロン人特有の弱点も据え置きであり、ヴァイパーモミ相手には手も足も出なかった。
ケロロ上司によれば、戦闘能力は高いが訓練は発展途上でまだ新米であるらしい。
容姿はケロロ軍曹と似ているが、顔の形が皆と違いきれいな球体ではなく口らへんが出ている。また、顔の白い部分が多いため幼年体と思われるが、しっぽがタママらと違い丸っこく色も自身の体色と同じである。原作199話の扉絵によると尻尾の形は突然変異で発生したらしく、学者もこれについて悩んでいる模様。
また、ケロン人でありながら湿気を苦手とし、泳ぐことができない。
主人公であるケロロと同名であるため、通称「新ケロロ」と呼ばれているほか、ケロロ軍曹には「本隊くん」「若者君」と呼ばれている。
登場当初はメインキャラとして頻繁に登場していたものの、回を追うごとに灯ともども登場頻度は減っていき現在では623やコゴローら程度のサブキャラ扱いとなっている。
スタイル
新ケロロに搭載されたケロン軍の新しい小隊のかたち。クルルですらそのシステムを完全に解明することはできない。
あらかじめガルル小隊を初めとした様々な小隊のスタイルが用意されていたが、彼の選択により(引き留められはしたが)ケロロ小隊のスタイルが与えられた。
この経緯故、ケロロ小隊以外のスタイルも設定上は存在するほか、クルルが簡易的に再現した属性スタイル(ファイアー・アクア・サンダー・ネイチャー)も存在する。
普段の姿(ケロロスタイル?)
ケロロ軍曹と同じカラーリングにして、通常のスタイルである。ケロロ軍曹の技である「談合坂SA」が使える。仮にケロロ小隊以外のスタイルが選択されていた場合、普段の姿もその小隊に応じたカラーリングになっていたかは不明。
タママスタイル
タママと同じカラーリングとなり、拳が肥大化する。
肉弾戦に強くなり、オリジナルのタママをも簡単にあしらった。
ギロロスタイル
ギロロと同じカラーリングで、傷も出現する。両腕にはミサイルポッドが搭載される。
武器の扱いに強くなり、古い火器しか所持していないギロロと違い、ケロン軍最新の重火器を扱う。ただし、使ったことのない武器の使用法が分かるようになるわけではない。
ドロロスタイル
ドロロを模したカラーリング(完全に同一と言うわけではない)になり、手には隠し刀付きの籠手が付く。
アサシン能力が向上し、アサシンマジックも使用可能。新ケロロはドロロのファン故に戦い方も研究されており、頻繁に使用される。
クルルスタイル(仮)
クルルの発明品をそっくりそのまま模倣するほどの科学技術を獲得する強力なスタイル。しかし、本人がクルルを苦手としており使用時の姿を見られるのを嫌うため、使用頻度はかなり低く姿自体も未登場。使用後も暫く後遺症が残るらしく、クルルのような笑い顔になっていた。