「いた 宇宙人だ」
(金阿弥さんの面白そうはイヤな予感…)
「いっしょにいてあげるから、そんなに泣くなよ~」
cv:加藤英美里
概要
四鷹小学校5年でオカルトクラブ部長(ただし部員は灯1人)。身長142センチ・体重34キロ。
左右に一房ずつ飛び出た横髪と、赤地に白袖のパーカーがトレードマーク(31巻で一度だけ色味が反転したウィンドブレーカーらしき服を着ていた)。
また、新ケロロに興味を示した金阿弥明とも、同じ秘密を持つ者同士で友達となっている。
以前は沖縄に住んでいたが、勉強のために東京のお姉さんの家に一人で来ている。206話や220話ではベランダと屋根が確認できるように、日向家と似た一軒家のようだ。
性格
穏やかで友達想いな常識人。中の人曰く「『普通』が売りの男の子」。
地球に来たばかりの新ケロロが自転速度の違いで体調を崩した際も、自分はまだ全然彼のことを知らない、いざという時に彼のことを理解してあげたいという心中を零した。
先輩である冬樹同様にオカルトへの関心がある一方、宇宙人について「いたらいた、いないならいない」と語るように冬樹に比べて現実的な面がある。また、宇宙人がもしいたら友達になれるだろうかといつも考えていたという。
学校では友人が少ないらしく同好の部員も集まらないため、部活の時間は静かな市立図書館で過ごしているが、新ケロロに会って以降は彼に付き合うために早く帰ることが多い。
アンチバリアをかけていたケロロ軍曹の存在に気付くなど好奇心やオカルト的素質はあるが、217話では番町皿屋敷を知らないなど宇宙人関連以外はやや疎い。また、普通で常識人であるがゆえにややビビりな所があり、204話ではUFOコンタクトの自由研究で周りの目を気にしたり、215話・216話では明が興味を示したものを避けようとしたりする姿が見られる。
登場経緯
初登場は第184話。
新レギュラーキャラの中では最も早い登場で、冬樹が宇宙人と思われるものをカバンの中に入れたことで彼がそれを見てしまい、それについての真相を確かめるべく冬樹の後を追っていた。
このことを知らなかった冬樹は当初彼の事を"ブラックメン"と思っていたが、後に彼と公園で2人きりで話をしたことで打ち解けたらしい。冬樹の名前自体は部活のレポート等で知ったらしく、おそらくそのときの宇宙人の有無についてもそれが根拠になったと思われる。ただし、上記のように「宇宙人がいたらいた、いかなかったらいない」と現実的な面があったため、冬樹が「カバンに入れていたものはぬいぐるみ」と誤魔化すやいなや、すんなり信じ込んだ(ただし後にケロロだとバレる)。
新ケロロともこの日初めて日向家で出会い(出会いの瞬間の描写は不明)、それ以来行動を共にしている。
フラッシュアニメ版
冬樹が小学校を卒業しておらず、沖縄から彼に会うために東京にやってきた。
こちらでは原作のようにケロロを直接見てはおらず、「宇宙人と友達になれるのか」を確かめるために冬樹に会いに来たことになっている。冬樹を知っていた経緯もレポートなどではなく「オカルトマニア界では冬樹は有名人である」という理由。そして冬樹1人だけだったオカルトクラブに後輩として入っている。ちなみに明とは冬樹に会う前に友達になっていた模様。
それ以降も他新キャラ同様に原作で登場できなかった話数に登場している。なお、トラブルから遠ざけられていた原作と比べ、こちらではケロロ小隊の超科学の一端を体験するシーンが多くなっている。