概要
宇宙戦艦ヤマト完結編とは1983年春に公開された劇場版アニメである。宇宙戦艦ヤマトIIIの最終回の最後で告知され、当初は1982年夏公開と発表された。しかし、製作遅延と1982年夏に劇場版イデオン接触篇・発動篇が公開される事が判明し、上映時期を延期した。
そして、設定破壊等の西崎自身のゴリ押しが目立ち、ある事が原因で松本零士が激怒し、降板する。
そして、これで完結する…筈だったのが、それから一年過ぎた1984年にヤマト三年計画をぶち立て当時のファンを怒らせ、当時は阻止されるも、結局2009年末に宇宙戦艦ヤマト復活篇が作られるも惨敗に終わる。
あらすじ
銀河に次元断層が起き、時間軸が巻き戻された西暦2203年。ヤマトはガルマン・ガミラスの救助へ向かうも失敗。盟友デスラーも死去したと思い、古代進はその死を悼む。そして、ある惑星で1人の少年を救助するが、その星はディンギル星であり、その少年はディンギル星の王子だった。ガルマン・ガミラスとディンギル星を水没させたのは回遊遊星アクエリアスで、やがて地球にも進路を向ける事になる。
一方、弱肉強食を主張するディンギル帝国の生き残りは残存勢力で地球制圧を企み、古代はヤマト艦長を辞任。そして後釜にはあの男がやって来た。
登場人物 加筆お願いします。
登場勢力
ガルマン・ガミラス
建国数年も経たずに滅亡とはやり切れなかった
ディンギル帝国
登場時点で本星滅亡とはお気の毒、しかし残忍野蛮な勢力で、リアルロボットアニメ全盛の1983年では時代遅れに。
メカニック 加筆お願いします。
こぼれ話
- 1983年春は角川初の劇場アニメ幻魔大戦とサンライズ初のオリジナル劇場アニメクラッシャージョウと対決となったが、結果は幻魔大戦が一位、ヤマト完結編が二位、クラッシャージョウは三位となったが、クラッシャージョウは興行成績が6億と10億に到達しなかった。
- 最大に物議を醸してたのが沖田十三の復活で、松本零士は初作で生還させたかったのだが、スタッフの説得で地球到着目前で永眠する結末を受け入れたのに、復活したのだからお怒り奉るのも無理はない。そして、折角蘇った沖田もヤマトと運命を共にし、結局西崎義展の餌食となってしまった。
ヤマト2199でコスモリバースと融合したのもこの展開を阻止する為だと信じたい。