演:小高恵美
概要
平成ゴジラVSシリーズに登場する超能力者。ゴジラVSビオランテから登場した。
精神科学開発センターに所属するもっとも強い能力者で、動植物とコンタクトを取ることが可能。そのため、怪獣の意思を感じ取ることもできる。
劇中で確認できる能力は、第六感的に人間では感知することが出来ない波長や精神感応を感知する能力、コスモスといった同じ能力を持つ者同士の交信(※1)、メカゴジラ搭乗時に発揮した透視能力(※2)、物体を自在に操るテレキネシス(※3)、怪獣の行動コントロール(※4)等。
デストロイア戦後バーニングゴジラがメルトダウンを起こして融解、ジュニアがその際に放出された大量の放射能を吸い取りゴジラになったのを見届けた(もっとも作中でそれを感じ取っているのは彼女ではなく小沢芽瑠の方だが)後の消息は不明(※5)
初登場時には、演じた小高氏がまだ10代だったことからちゃん付けで呼ばれていたり、何処か掴みどころのない不思議な少女といった感じだった。
コミックボンボンで連載された川石てつやによる漫画版ゴジラVSモスラにのみ、弟の三枝晃司が登場し、やはりモスラやバトラの声を聴けている。
注釈
※1劇中ではコスモスの歌をテレパシーとして感知しており、さらにバトラとの共闘シーンではモスラとバトラが何かを伝え合っていること(内容までは把握していなかったが)を感知している為、その気になれば彼女もモスラを呼べる・・・のかもしれない(笑)
※2「VSメカゴジラ」で披露。発動には自身の能力のみではなく、ヘルメットに装着された(暗視ゴーグルのような)「サーチ・アイ」という専用の器具が必要となる。
※3「VSスペースゴジラ」にて初披露。周りには「ずっとできなかった」と語っていることから、あまり得意ではない模様。事実、専用の器具が必要な上述の透視に比べると汎用性が高いにも拘らず、披露したのはこの作品のみで、次作の「VSデストロイア」では見せていない。
※4「VSスペースゴジラ」で使用。透視と同様に自身の能力のみではできず、テレパシーを増幅する「サイコトロニック・ジェネレーター」と「テレパシー受信装置」(怪獣側に埋め込まれていなければならない)を必要とする。「VSデストロイア」では同じく超能力者の小沢芽瑠と二人がかりだった為か、それらの器具を必要とせずにジュニアを誘導している。
(※5)バーニングゴジラがメルトダウンした際に高濃度の放射能が放出され、彼女はヘリでゴジラのすぐそばで彼を見守っていたため、被爆したもの考えられる。もしそうなら近い将来病気でなくなる可能性が高い。