ダイモンには複数の意味がある。
誘導
「妖怪大戦争」のダイモン
古代バビロニヤのウル遺跡に4000年にわたり封印されていた吸血妖怪。
遺跡荒らしが盗掘したことで復活、なぜか中東諸国ではなく江戸時代の日本にやってきて代官・磯辺兵庫を殺害し乗り移る。それまで慈悲深いと領民に慕われていた代官だったが、ダイモンが乗り移ってからは仏神の威光をすべて拒んで神棚仏壇の類をすべて壊し、領地の若い娘や子どもを屋敷奉公の名目で呼びつけて生き血をすすり、逆らう者はすべて処刑し、人々を恐怖のどん底に陥れてゆく。
牛の頭を模した錫杖を使い、杖から放つ炎と分身能力を武器にする。磯部の重臣達も殺害して分身を乗り移らせている。
代官の屋敷内の池をねぐらにしていた河童はダイモンの存在に危機感を覚え、仲間の妖怪達に助力を求めるも「そんな妖怪は知らない」と袖にされるが、妖怪のねぐらに逃げてきた子ども達の話と後からやってきた古株の青坊主と雲外鏡によってようやく他の妖怪達にも認知され、ここに日本妖怪達が立ち上がることになる。