概要(精神世界)
"Why is KEL always so mean to me!?"(どうしてKELったらアタシにイジワルばっかすんの！？)
"You know, the other day, that good-for-nothing stole my STUFFED TOY and hid it somewhere in this room."(あのアホンダラったら、この前アタシのぬいぐるみをこの部屋のどっかに隠したのよ。)
―AUBREY
プロフィール
| 年齢 | 12歳 |
|---|---|
| 生年月日 | 5月23日(ふたご座) |
| 武器 | 鈍器 |
| 固有能力 | 大型の障害物を破壊 |
| 好きな物 | うさぎ、OMORI、ピンク色 |
| 苦手な物 | KEL |
| イメージフラワー | グラジオラス |
容姿
パステル調に描かれており、シアン色のワンピースを着ている。裸足。
サラサラな紫色のロングヘアーには、髪飾りの小さなピンク色のリボン。
人物像
WHITE SPACEのドアの向こうにある「NEIGHBOR'S ROOM(おとなりさんの部屋)」にてOMORIが遊びに来ることを待つ女の子。お気に入りのナスのぬいぐるみをいつも持ち歩いている。
性格はタフで明るく仲間思いで、心配性で涙もろいところもある。そして女の子なのにとっても力持ち。
とにかくOMORIにゾッコンで公式絵でOMORIにくっついているポーズが多いほか、MARIにも憧れている。
KELにはよくちょっかいを出されるせいで彼とのケンカがなかなか絶えないが、ボケをかますKELにツッコミを入れたりとなんだかんだでいいコンビなところもあったりする。
能力
見た目からは全く想像もつかないが、攻撃力とHPが4人の中で一番高い戦士タイプで、ガンガン攻撃を繰り出していける。
ただしMPは非常に低く、おいそれとスキルを使いすぎると肝心な時にガス欠を起こしやすい。幸い、MP増強イベントは意外と早い段階で訪れる。
フィールドでは、OMORIのナイフで切れそうもない障害物をバットで殴り壊す。
ついでにツボを破壊して中のアイテムを手に入れられる。
概要(現実世界)
"If you want me to be a bully..."(そんなにアタシを悪者にしたいってんなら…)
"THEN I'LL BE A BULLY!!"(なってやろうじゃなねーか！！)
―AUBREY
プロフィール
| 年齢 | 16歳 |
|---|---|
| 生年月日 | 5月23日(ふたご座) |
| 武器 | 釘バット |
| 好きな物 | うさぎ、ピンク色、仲間、MARI |
| 苦手な物 | BASIL、KEL |
容姿
ロングヘアーをピンク色に染めており、その上に薄い青緑色のうさ耳リボンをつけている。昔の写真から見ることが出来るが、地毛は黒髪。
服装はヘソ出しスタイルの黒いタンクトップに白いスタジアムジャケットを着こみ、青いデニムスカート、黒いハイソックスと白いスニーカーと、総じてラフな格好をしている。
水色のコンタクトをつけた目は鋭く据わっており、総じて昔とは打って変わってぶっきらぼうな雰囲気を醸し出す。
人物像
今は新しい仲間たちの不良共を率いる番長になっており、ギャングの中でもKIMとはとりわけ一番仲が良くお互い親友同士の関係を築いている。
時折安心・安寧を求めて思い出のある公園奥の遊び場へ行ったり、教会演説を聴いたり、教会裏のMARIの墓にちょくちょく墓参りに行く。
父はすでにおらず、母と二人暮らしで、その母もセルフネグレクト状態。家はゴミ屋敷同然で、AUBREYの部屋はなんと屋根裏。部屋では「BUN-BUN」という
ウサギを飼っている。
家には誰かからもらった自転車があり、仲間と集まった時にはよく乗っている。
THE HOOLIGANS
AUBREYが束ねる、町の不良たちの集まり。メンバー全員がスクーター(というか見た目はキックボード)を持っており、休日にはよく集まって一緒に遊びに行く。
メンバーはリーダー格のAUBREYをはじめ、その親友でもあるメガネっ娘の「KIM」とその1歳上の兄で飴依存症の「VANCE」、パン屋のせがれの厨二病「MIKHAEL "THE MAVERICK"」、リーゼント頭のステレオタイプな悪ガキ「ANGEL」、そして大柄かつジャイアン体系のおとなしめの少女「CHARLIE(本名CHARLENE)」の計6人。
KELが言うには、一人一人は根っからのワルではないものの、集まるとろくでもない事ばかり引き起こすとのこと。
ゲーム中での活躍
過去
SUNNYたちの出会いのきっかけとはある日片方の靴を失くして見つけられずに泣き出した時に、通りかかったSUNNYとMARI・KELとHEROに慰めてもらい、一緒に靴の捜索を手伝ってもらったこと。AUBREYはその頃から四人と遊ぶようになり、次第にすでに友人関係だったBASILをも四人に紹介するのだった。
父親がまだいた頃はとても厳しかったらしく、いつか髪をピンク色に染めてみたいとSUNNYに告白した時はMARIに自分も紫色に染めちゃうと勇気づけられたにも関わらず父親がどう反応するか相当怯えていた。
MARI生前の頃はやはり精神世界どおりの人物だったらしい。
しかしMARIの死後の変化はAUBREYにとっても非常に目まぐるしいものだった。
好意を寄せていたSUNNYはひきこもって学校からドロップアウトし、KELは他のスポーツ仲間と遊ぶようになり、HEROはうつ病から復帰した後も勉強に打ち込むようになってしまい、
自分も新しい仲間を見つけ遊ぶようになったものの、内心ではMARI諸共かつての友達に見捨てられ一人取り残されていったような気分になり、疎外感を抱いていた。
そんなとある日にBASILの家に勉強を教えに行った際にふと彼のアルバムが目に留まり、昔の写真をもう一度見ようと開いてみた。
しかし目に映ったのが黒いマーカーで塗りつぶされた写真だらけだったことに愕然。
「BASILがトチ狂ってみんなの大切な思い出をぶち壊してしまった」と思い込んだAUBREYは彼からアルバムを奪い（本人曰く保護）、仲間と共に彼をいじめるようになってしまった…
（もっとも、写真を塗りつぶした犯人は別にいたのだが…）
一方で、SUNNY達がアルバムを取り戻したときには黒マーカーはなく、AUBREYの手によってきれいに洗い落とされていた模様。
三日前
最初に目撃できるのは町の南方面で、仲間と一緒に自転車で道路を駆けており、それを見たKELは嫌気が差している。
そして公園で仲間と集まっているところにBASILがやって来て仲間にAUBREYにアルバムを返してもらうようお願いしてほしいと言ってきたが、一蹴する。
するとそれを偶然目撃したKELが突っかかってきたことで、彼と引っ張られてきたSUNNYと激突。
かつての友達相手でもまったく躊躇しないAUBREYだったが、SUNNYが(ステーキ用)ナイフを持っていたことにうろたえて撤退する。
(この時、SUNNYが通常攻撃をしたか否かで少し展開が変わり、攻撃を受けた場合は傷を負う。)
後述の戦いの前ににAUBREYはSUNNYのことを「ナイフを持ち歩くサイコパス」と罵倒するが、自身も釘バットをいつも持ち歩いている以上おまいう状態である…
- 教会での戦い
その日は教会で演説が行われる日であり、例によってAUBREYも演説を聴きに訪れていたが、そんな中で彼女が教会に行ったと言う話を聞きつけたKEL達が乱入。
当初はKEL達もアルバムを返すようなるべく穏便に説得したが、聞いてられなくなり退出しようとする。
しかしKELが退路を塞ぎながら怒鳴りつけたことで事態は一変。教会で演説を聴いていた人たちの目にも止まってしまい、後ろ指をさされ始める。
AUBREYは開き直って二人に挑みかかり、よりにもよって演説の最中に2回目のバトルに発展してしまう。
バトル中は絶えず彼女を批判・罵倒する声が聞こえ、勝敗関わらず噂話に耐えられなくなったAUBREYはそそくさと出て行ってしまう。
そして家に入る前にアルバムを家の前のゴミ箱に捨ててしまった。直後にアルバムはKELに回収され、BASILの元に返される。
二日前
次の日は前と変わらず仲間たちとおり、最初はピザ屋で昼食をとっているところを目撃されるが、この時は何もしてこない。
しかし夕方近く、公園奥の遊び場まで来ていたところにBASILが入ってきた上、追い払おうとしたら急に泣き叫んだことで騒ぎになってしまう。
そこにBASILが帰ってこないと聞いて心配して探しに来ていたKEL達がまたしても乱入、BASILをまたイジメていると思い込んで制止しようとするKELに対し、6人がかりでバトルを挑んでくる。
このバトルはまともに戦ってもまず勝てないが、実はあらかじめ手に入れたとあるものを使用すると一撃で撃退できる。
勝敗関わらず、仲間たちが退散する中AUBREYは一人たたずみ、逆上して慟哭。
MARIの死後自分に寄り添うことがなかった二人を責め立て、半分八つ当たりとばかりにBASILに詰め寄り池の桟橋まで追い詰める。
そこで一度は立ち止まるものの、彼女をなだめようとしたBASILを勢いよく突き飛ばしてしまう。しかし突き飛ばした先は池だった。
我に返ってしまったと思った時には、彼は池に落ちて沈んでしまっていた。KELに詰め寄られる中、AUBREYはうろたえてどうすることもできなかった。
直後に駆け付けたHEROによってBASILは助けられて事なきを得たが、AUBREYはKELに完全に見限られ、一人取り残されてしまうのだった。
最後の日
前日のこともあってか、当初は自分の部屋に閉じこもっており、仲間の呼びかけにもなかなか出なかった。しかし家のカギは開いていたため、HERO達が入ってきてしまう。
前日何があったか説明しているうちに、再びKELと口論になりかけるが、HEROがアルバムから抜き取られていたMARIの写真がコルクボードに並べられているのを発見。
写真をアルバムに戻して眺めているうちに落ち着きを取り戻し、KELと和解。HEROに促されるままにBASILの家に謝りに行くことにしたが、肝心のBASILは病院の付き添いで夕方まで帰ってこないため、かつての4人で遊んで回ることにした。
日が暮れる前にSUNNYの家の裏庭にあるツリーハウスへと行き、最後の写真をアルバムに収めた後、
AUBREYはMARIの遺体が発見された木があった後の切り株に風車を供え、昔のことや自身の心境を吐露。
KELとHEROも心境を打ち明けることで、元通り仲直りすることができたのであった。
余談
・ゲーム中では釘バットを左手で構えているため左利きかと思いきや、絵によっては右手で持っていることもあるため両利きの可能性もありうる。
