※以下、本項目では『ぱられる せぇらぁむ～ん』のネタバレを含みます。
月野うさぎと地場衛の次女でちびうさの6歳差の妹。同作では小学3年生。ネコアレルギーの持ち主であるため、猫が苦手。だが家では猫を飼っている。
なお『ぱられる せぇらぁむ～ん』は公式ではあるものの、そのタイトルの通りパラレルストーリーであるため、本作ではシルバー・ミレニアムは復活していないしクリスタル・トーキョーも興ってはいない。ちびうさも本作ではほたると共に東大を目指し亜美を先輩と呼ぶ受験生である。
性格と行動
母親以上の天然バカであり、それが原因でいじめじみた扱いすらされているのだが、本人が天然であるため、まったくその事に気づいておらず、いじめっ子たち（実は、亜美・レイ・まこと・美奈子、それぞれの娘たち）の事を「友達」と思い込んでいる。
いじめっ子たちは「トロくて足手まといのこうさぎさえいなければ、みんなで好きなコトができる」(何をするにも、こうさぎの存在がネックになっている)と考えて、こうさぎを排除したがっているが、親の付き合いからそれができずにストレスを溜め込まざるを得ない状態に追い込まれている。一方で地球の危機を感じ取った瞬間に4人の誰かが咄嗟に「こうさぎを助けなきゃ」と口にしている描写があることから、辛辣な扱いをしつつ心底嫌っているというわけでもないことも窺えないことはない。(もっとも、後述の作中描写的に「戦士の使命を(外的要因で)刷り込まれた」から「口走ってしまった」可能性も否定できないが)
悪食で拾い食いも平気でやらかす意地汚さの持ち主。実姉であるちびうさには、その天然ぶりから、ほとほと愛想を尽かされている。（それでも、ちびうさがこうさぎの面倒を多少なりとも見るのは、うさぎが全くアテにできず放っておくと世間体が悪いため）
今日も今日とて、いじめっ子たちの荷物を持たされ集合場所だけ通達されて置いてきぼりにされるが、その過程で額に三日月ハゲを持つピンク色の仔猫（こうさぎはプラーク検査薬そっくりだと評した）に出会う。その中でイキナリ地球に落ちてきた隕石を前に、子猫が人間化した精霊に「あなたが正義の味方になれて、あみ・れい・マコ・ミナちゃんたちがあなたの家来になるよ 」と唆され、深くも考えず導かれるまま「ぱられる むーんぱわー めいくあっぷ！ 」の言葉と共に「ぱられる せぇらぁむ～ん」に変身。同期変身でセーラー戦士に強制チェンジさせられた、あみ・れい・マコ・ミナの4人と共に地球を救う。全部、彼女らの白昼夢だけど。
だが、ただの夢にしては妙にリアリティがあり、全員が全く同じ内容の夢を見ていた。ピンクの仔猫も結局こうさぎの元に居ついてしまったのだった。
作画上の注意
実は上記の通り番外編のキャラクターであるため、公式のカラー設定が存在しない。
そのためpixiv上に描かれている、こうさぎのカラーは各絵師の想像によるものが大きい。ただし、基本的にこうさぎはちびうさの妹であるため、カラーラインもそれに準じてピンクに設定されているものが多い。
関連イラスト
関連タグ
月野うさぎ - 母
地場衛 - 父
ちびうさ（月野ちびうさ）- 姉
