ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シリウス(爆ボンバーマン)の編集履歴

2021-08-12 12:41:39 バージョン

シリウス(爆ボンバーマン)

しりうす

N64『爆ボンバーマン』に登場するキャラクター。

概要

CV宮林康


ボンバー星にやってきたアルタイル一味を倒す為、ボンバーマンに協力する謎の人物。

白い騎士のような姿をしている他、両肩に付いているユニットを変形させることで戦闘機のような姿の飛行能力も持つ。

ボンバーマンの事は「君」と呼び、やや上から目線的な態度で話す。


本編でのシリウス

ボンバー星の危機に駆け出したボンバーマンの前に現れ、侵略者の正体やその目的を告げた上で、共通の敵として打倒すべくボンバーマンに協力する事を申し出る。

各ステージの各所で基本的な操作方法やステージの攻略に関するヒントを教えてくれたり、ボスステージでは爆弾の遠隔起爆が出来るようになるアイテム「リモコン」を持ってきてくれる。特に、操作方法に関しては説明書がほぼいらなくなるほど懇切丁寧であり、更には各テクニックの応用法まで教えてくれる為、彼の助言をしっかり聞いていれば自然と上達する仕組みになっている。


『グリーンガーデン』第2ステージではボンバーマンの実力を確かめるべく勝負を仕掛けてくる。

また『ホワイトアイス』第4ステージでは足場から落ちそうになったボンバーマンを助けてくれる事がある。


とあるステージでは彼の過去についての話をする。曰く、かつて住んでいた星がアルタイルによって壊滅させられた事、彼が何度もアルタイルに挑んだが全く歯が立たず、挙げ句には弟や妹達を殺された事。そしてそういった経緯から、アルタイルを倒し宇宙の平和を取り戻せる勇者を探すようになった事を語る。最後には、ボンバーマンに協力するのは宇宙を救おうという崇高な使命感からではなく、単に恨みを晴らしてほしいからだけである事を打ち明ける。


『ブラックシティ』にてボンバーマンがアルタイルを倒すと、アルタイルはレグルスと共に逃亡し、ブラックシティはボンバー星から撤退する。戦い終えたボンバーマンにシリウスは「よくやった」と褒め称える一方で、「君には失望した」という辛辣な感情も露にしていた。その訳も語らないまま彼は話し終えると、「君とはもう二度と会うまい」と言い残しボンバー星を飛び去っていってしまう。


真のルートでは…(ネタバレ)

ゴールドカードを100枚集めた状態でアルタイルを倒すと、逃亡するアルタイルとレグルスをシリウスが急襲する展開となる。シリウスによってアルタイルは地面に叩きつけられ、その拍子にコズミックキューブを落とす。シリウスは冷酷な笑い声を上げながらキューブを手にし、そこに込められていた力を取り込んだ。


実はコズミックキューブは元々シリウスのものであった事が明かされ、シリウスが彼に対抗できないのも本来の力をコズミックキューブに封じられていたからであると判明する。

力を取り戻したシリウスは抵抗する力も無いアルタイルを蹴り飛ばし、「死ね!」という一声と共に、これまで飛行ユニットとしてのみに使っていた両肩のユニットから極太の光線を発射してアルタイルを跡形もなく消し去ってしまう。

「ハハハハハッ!無駄だ…!」

そしてその場にいたボンバーマンに「間抜けな嘘をついてまで君を助けてきた甲斐があった」と、かつて語った過去がデタラメであった事を告白し、「ボンバー星共々消し去ってやる」と宣戦布告。コズミックキューブと共に彼の本拠地『レインボーパレス』に帰還する。

敵としての本性を現した後は会話ウインドウの顔グラも変化し、凶悪さを感じさせるものとなる。


このイベントが発生した後のシリウスは一切の協力をしなくなり、ボス戦時のリモコンを持ってきてくれる描写もなくなる(代わりに元からステージ内に用意されている)。ステージ各所にいたシリウスや『グリーンガーデン』第2ステージに現れるシリウスも彼のコピーロボットに取って代わる。


ラスボスとしての強さ

『レインボーパレス』第4ステージにてボンバーマンと対決する。ステージはアルタイルと同様、第一段階と第二段階に分かれている。


第一段階

コズミックキューブによって異空間を作り出し、その中でボンバーマンと戦う。攻撃方法は他の中ボス同様にボムを置く他、画面外に飛び去ってから灼熱のレーザーを放ちながら画面の端へ移動するものがある。なお空間内でのシリウスは爆風を受けてもダメージを喰らわない無敵状態となっている(ハートも落とさない)。3回爆風に当てる、もしくは場外へ投げるとコズミックキューブの上に移動し、アルタイルを消し飛ばした光線を放とうとしてくる。


第二段階

ある人物の救援により、光線発射を阻害されコズミックキューブも破壊されてしまう。怒りを顕にするシリウスに対し、ボンバーマンはその人物と共闘を取り最終決戦に臨む。

ここからは画面外に飛び去る事はなくなる代わりに件の光線を頻繁に撃ってくるようになる(飛行形態に変形して高速移動した後には必ず撃ってくる)。この高速移動自体もダメージ判定があるものの、ボンバーマン自身には基本的に当たらない。

倒すと飛行用ユニットが外れ、断末魔を上げながら自爆するという最期を迎える。


プレイヤーの反応

彼の裏切り展開には当時多くのプレイヤーが衝撃を受けた事がもっぱらの語り草である。

それはボス戦開始時の度に繰り返される援助やステージでのアドバイスなど、彼を味方と認識させるゲームシステムは彼が白ボンを助けることがさも当たり前のように錯覚させた。


デザイン面でも主人公である白ボンに似た白を基調にしたカラーリングであるシリウスと、彼とは真逆の黒を基調にしたカラーリングであるアルタイルが表のラスボスであるという対のようなデザインであることもふたりの敵対をわかりやすいものにしていることも一因した。


それらは「先入観の固定化」を助長し、実際には彼の黒い本性を匂わせる部分が豊富にある(※)にも関わらず、敵(アルタイル一味)の敵であるシリウスを味方だとすっかり思い込んでいたプレイヤーではそれに気付く事が難しかったからだと言われている。


(※)敵の所有物であるはずのコズミックキューブについてやけに詳しく知っており、またアルタイルがそれを上手く扱えていない事を指摘するなど、コズミックキューブを扱った経験があるかのように語るシーンがある。他にも自分が何度も挑んだが全く歯が立たなかったと言ってる筈の相手であるアルタイルを無能呼ばわりするといった矛盾等、冷静に見返してみれば伏線になっている点はいくつもあった。

彼のどこか冷淡で見下した態度も、本当は敵である事の暗示だったのである。


デザインについて

無題シリウスさん

作中では飛行ユニットを身につけているシーンと外しているシーンがあり、本来なら左イラストのようなフルユニットで活動してるものと思われるが、本性を見せる前の段階では飛行シーンを必要としない場面においては右イラストのようなユニットを外した姿で登場する。


描写の際に注意したいのは、右イラストの背中に付けた黄色の板は飛行ユニットではないということ。右イラストの形態を基本としたうえで、そこに飛行ユニットを追加で装着した姿が左イラストの状態になる。この点は、発売当時のアンソロジーでもここを混同した描写が多かった。


また、胸部分のデザインも左右で異なっているが、これも同様に飛行ユニットの一部。飛行形態時には頭部に移動して機首となる。


関連タグ

爆ボンバーマン シリウス(表記揺れ) ボンバーマン レグルス(爆ボンバーマン) アルタイル(爆ボンバーマン) 裏切り者 ラスボス 吐き気を催す邪悪

ギルマーダ:同じく自分の同胞が殺されたとヒーロー側に嘘を吹き込み、協力させた黒幕繫がり。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました