アルタイル(爆ボンバーマン)
ばくぼんばーまんのあるたいる
CV：松崎霜樹
『爆ボンバーマン』における敵組織のリーダー。ブラックシティを本拠地とし、マスカー三人衆を従えている。
星の力を吸収し持ち主の力に変換する『宇宙石（コズミックキューブ）』を所有しており、宇宙を渡航しながら星々を征服していた。
コズミックキューブの力と併せて高い能力を持ち、シリウスは幾度も挑んでは返り討ちにされたと語る。
ブルーリゾートの制圧を終えた後、次なる標的にボンバー星を選び、侵略にやって来る。
会話シーンはごく僅かではあるものの、ボンバーマンとの戦いで発する上記のセリフや、ボンバー星到着から即砲撃を開始するなど、非情で残忍な性格である事が窺える。
サポートメカのベガと共に戦う第一形態と、ベガと合体した状態の第二形態がある。
第一形態ではアルタイルがボムをばら撒き、ベガがレーザーを放ってくるスタイル。アルタイル自身は特殊な攻撃はしてこない為、彼よりもベガの攻撃に注意した方が良い。
ダメージが蓄積する（もしくは場外に投げる）と、光に包まれベガと合体する。
スーパーアルタイル
ベガと合体した姿。火力やスピードなどの能力が上昇し、相手を気絶させる高速の衝撃波を放ってくるようになる。ベガのレーザーのような攻撃は無いものの、瞬間移動能力を備え、速さと相まって捉えにくくなっている。
反面、第一形態の時よりも気絶時間が長くなっているという弱点が追加されており、ボムを当てさえすればかなり楽に場外へ投げる事が出来てしまう。第二形態移行時に空中へ移動している為、戦闘再開時には落下による隙があるので開幕ボムキックで気絶させ場外投げも可能である(出オチ)。
ただしゴールドカード取得の条件の一つに「場外に落とさずクリア」がある為、完全クリアを目指す場合は正攻法で戦う必要がある。
ボムを誘爆させ、触れるとミスになるレーザーが無くなり前半と違い一対一になるためアルタイルだけに集中できること、おまけに当のアルタイルは瞬間移動でチョコマカ逃げ回るチキン戦法なことから「合体しないほうが強い」と揶揄されることも。
敗北するとレグルスが現れ、彼に抱えられて「覚えておけ！」と捨てゼリフを吐いて逃亡する。そしてブラックシティをボンバー星から撤退させ、エンディングとなる。
「死にたいらしいな」は本来ボンバーマンと対峙した際に彼が放った台詞だが、上述の通りあっけなく倒されるほど弱い事や、とあるTAS動画が人気を博した事から、あたかもボンバーマンが言った台詞のように扱うタグが出来上がってしまった。
爆ボンバーマン アルタイル（表記揺れ） シリウス(爆ボンバーマン) ボンバーマン
マスカー三人衆(カペラ(爆ボンバーマン) ハウト レグルス(爆ボンバーマン))
以下、『爆ボンバーマン』のネタバレにつき閲覧注意
真のルートでは…
ゴールドカードを100枚集めた状態で倒すと、逃亡するアルタイルとレグルスをシリウスが急襲する展開となる。高空から叩き落とされたアルタイルはコズミックキューブを落とし、シリウスに奪われてしまう。
実はコズミックキューブは元々シリウスの物であり、アルタイルはマスカー三人衆との四人がかりでシリウスからコズミックキューブを奪っていたのが真相だった。
コズミックキューブに封じられていた本来の力を取り戻したシリウスは彼を蹴り飛ばし、「死ね！」の一声と共に極太のレーザーを放つ。アルタイルは断末魔を上げながら消滅する事になる。
（主にシリウスの裏切りが）当時多くのプレイヤーに衝撃を与えた展開であり、極悪人とはいえ彼の無慈悲な最期は強い印象を残すものとなった。
