ハウト

はうと

N64『爆ボンバーマン』に登場するキャラクター。メイン画像の中央。

概要

宇宙石『コズミックキューブ』を用い宇宙征服を目論むアルタイルの部下、《マスカー三人衆》の一人。

緑色のボディに騎士の兜のような金色の額当てが特徴。胸元には×字の飾りをつける。怪力自慢。

『レッドマウンテン』第2ステージと第4ステージに登場する。台詞は殆ど無いが、後述の戦闘スタイルを鑑みるに、正々堂々とはおよそ言えない性格が窺える。

名前の元ネタは夏の星座であるみなみのうお座の主星、フォーマルハウト。

戦法

第2ステージ

岩山の中から壁を破壊して登場。ボンバーマンに戦いを挑む。

通常の爆弾とボムキックも使うが、最大の武器は『ドーム状に展開するバリア』である。これに触れるとボンバーマンは気絶状態になってしまい、その隙に迷いなく場外のマグマに投げ込むのが彼の徹底したスタイル。言うまでもなくマグマに落ちたら一発即死。

普通プレイヤーしかやらないような合理的かつ直球な殺害方法に多くのプレイヤーが度肝を抜かれ、初見殺しの目に遭わされた事がもっぱらの語り草。気絶させられてからマグマに投げ込まれるまでの猶予が非常に短い事も厄介さに拍車をかける。

余談だがこのステージでのゴールドカード取得の条件の一つが“バリアを食らう”になっている。嫌がらせにも程がある。

とはいえバリアを当てるにはボンバーマンに接近する必要がある関係上、単純なボムキックで簡単に気絶させられるので一度コツを掴んでしまえばもう脅威にはならない。

ただし、倒されても周囲に炎を撒き散らしてくるというトラップもあり、初見殺しを多重に仕込んでいるのが肝。これもダメージ判定があるので触れればミスとなるが、いかにも戦闘終了を思わせる演出が入る為に当時多くのプレイヤーが完全に油断させられ、被弾して唖然となるケースが後を絶たなかった。

まさに人を嘲笑うような戦闘スタイルであり、特に気絶させて場外投げ捨ては殆どのプレイヤーが一度はやる事であるため、それをそっくりそのまま行う彼を「マスカー3人衆の中で最強」と評する声も多い。

第4ステージ

巨人型戦闘メカ『スプリガン』に搭乗してリベンジに来る。巨大な腕によるパンチや目からのレーザー、頭部から発射される火山弾が武器。

第2ステージとは打って変わり、こちらでは即死級の奇襲や不意打ち等は特にない。ちなみにコクピットは胸部にあり、一定条件でハッチを開けさせ中にボムを投げ込む事も可能。

倒すとスプリガンは大爆発を起こし、パイロットのハウトは直接対決時の行動と同じようにコクピットから脱出どころか身動きを取れず、そのままマグマに沈むという皮肉な最期を迎える。

関連タグ

爆ボンバーマン　アルタイル(爆ボンバーマン)　シリウス(爆ボンバーマン)　ボンバーマン

カペラ(爆ボンバーマン)　レグルス(爆ボンバーマン)

マスカー三人衆