「こちら第三次攻撃隊!更なる攻撃の要を認む!」
CV:里卓哉
エルク・ドメル率いるガミラス第六空間機甲師団において第三宙雷戦隊長を務め、空間宙雷戦を得意とする。
ドメルを凌ぐ巨躯で、寡黙な性格。小説版では寡黙ぶりに拍車がかかっている。
年齢は地球換算で41歳。
階級は少佐。
七色星団会戦ではガイペロン級航宙母艦シュデルグに乗艦。ヤマトに特殊削岩弾が命中したタイミングで空間雷撃機ドルシーラからなる第三次攻撃隊を率いシュデルグから発進、ヤマトを攻撃した。
だが既に物質転送機によるゲシュタム・ジャンプでの瞬時移動の奇襲効果は失われており、更には第三次攻撃隊を構成する技量未熟なパイロットの拙攻、そして空間艦上戦闘機デバッケからなる第一次攻撃隊に誘引・拘束されていたヤマト航空隊の空間戦闘攻撃機コスモファルコン隊が死闘を制し、コスモゼロ1機のみだったヤマト防空に加わった事などから、ヤマトに対し雷撃で大打撃を与えるものの撃沈には至らず、攻撃は失敗する。
攻撃後に追撃を受け第三次攻撃隊が壊滅していくなか、クライツェは敵機と交戦中である事と更なるヤマト攻撃の必要性を報じたが、その直後に古代進のコスモゼロの攻撃により撃墜され戦死を遂げた。
ちなみに旧作での名前はクロイツ。リメイクにあたって何故か微妙に変化した格好であり、如何せんガミラスのモチーフがモチーフなだけあって、アレ絡みの自主規制では?という憶測も出た。が、「クロイツ」だけなら十字架を意味するただのドイツ語の普通名詞であるし、なによりもっと直球でやばそうな彼がそのままなので、特に関係はないと思われる。
『宇宙戦艦ヤマト2202』では兄がいるということになった。名前はギュンターで、バーガー戦闘団にてノイ・ダロルドの艦長を務めている。設定上のみなので劇中には登場しない。