マサラタウン
まさらたうん
マサラは まっしろ はじまりのいろ
概要
カントー地方南西部の半島の南端に位置する小さな町。
ポケットモンスター赤・青・緑・ピカチュウ及びそのリメイク版であるファイアーレッド・リーフグリーンにおいて主人公の家、ライバルの家、そしてオーキド研究所が存在する町。ここで主人公は最初の一歩を踏み出すことになる。
また、金・銀・クリスタル及びそのリメイク版であるハートゴールド・ソウルシルバーにおいての主人公も、ここを訪れる事になる。
アニメ版の主人公であるサトシも出身はこの町である。
自己紹介の際に「俺はマサラタウンのサトシ!」という風に名前と出身地を並べて名乗ることが多い。印象に残っている視聴者も多いだろう。
オーキド博士が住んでいるのも原作と同じだが、アニメ版にはマサキのポケモンあずかりシステムは存在せず、博士はサトシが持ちきれなくなったポケモンの世話もしている。
そのため、サトシが現在連れ歩いていないポケモンが多数生活している、ある意味とても重要な町でもある。
BWを境に、シリーズ終了ごとに1番道路側から見た背景美術の建物がどんどん減り、逆に自然の比率が上がってることでネタにされることも。
アニメ版の小説「ポケットモンスター The Animation」では、元々「マッシロタウン」であったが、オーキド博士の先祖のポケモントレーナー、オーキド・マサラに因んで改名したという経緯が語られている。
その他、過疎化が激しく、10歳で義務教育が終了する「小卒大人法」のため、学校終了後の就職先がなく、ポケモントレーナーを志望する成年(10歳)の比率が著しく大きいらしい。一方、ポケモントレーナーを挫折した層への受け皿の確保が社会問題になっている。
- 10歳で大人なため、飲酒喫煙は不明だが、風俗などに制約がないと判明している。
- マサラタウンは、「秘境」や「何もない町」として紹介され、日本語準拠だと、町名を変えても大したフォローになっていない…。アニメBWでも、シューティーがマサラタウンを田舎だと言っていた。
施設
- 主人公の家
- ライバルの家
- オーキド研究所
余談
- モデルは不明。位置的に静岡県下田市という説、アニメ化の際の描写を踏まえて三浦半島という説、ポケモンというゲームそのものがポケモンの生みの親・田尻智の幼少期を元に作られていることを踏まえて田尻氏の故郷東京都町田市とする説がある。
- 町田市には2020年には記念すべき100枚目のポケふたが設置された。そのふたのイラストには、マサラタウンで初めにもらうポケモン、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメのイラストと初代主人公とリメイク版ファイアレッド・リーフグリーンの足と思われるイラストが描かれている。さらにはポケモンの社員の方が「設置場所や街の特徴をイメージして決めている。どうしてこのようなデザインになったのかは想像して楽しんでもらいたい」と意味深な発言をしており、特に有力視されている。
- とは言え、別にモチーフは1つと決まっているわけでもないし、現実の町田市を見てもらえばわかるがマサラタウンとはかけ離れた都会である。町田市は「いくつかあるマサラタウンのモチーフの1つ」ぐらいに考えておくのがよいのではないだろうか。
- ポケモンファンの間ではよく突っ込まれるシリーズのお約束に対して『いマサラタウン』という返しが行われる事も。