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バーニングプラズマの編集履歴

2021-09-05 21:32:51 バージョン

バーニングプラズマ

ばーにんぐぷらずま

ウルトラマングレートの必殺技の一つ

概要

ウルトラマングレートの必殺技。腕を上下に開き、掌の間から光弾を連続発射し、一発目の光弾で相手を拘束して二発目の光弾で粉砕する。光弾は一度の変身で三発まで撃つ事ができる。

ウルトラマンタロウストリウム光線と同等の威力を持つとされ、そのエネルギーはウルトラの星の動力源「プラズマスパーク」と同質のものらしい。


設定上は「グレートの十八番」、「グレートの最強技」とされているが、弐撃決殺でありながら三発までしか撃つ事ができないという中途半端な技の性質上、二発セットで浴びせなければ敵怪獣をダウンさせることが出来ない微妙な技だった。しかも劇中の使用回数は本編では第1話でゴーデスブローズに放った2回と、その後客演したウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』でスラン星人に放った1回合計3回のみであり、ゴーデスとスラン星人の方は仕留め損なっているので、倒したのはブローズだけというありさまである。

ちなみに、応用技として2発分のバーニングプラズマをぶつけて対消滅を起こす事でマイクロブラックホールを発生させるバーニングマスアクションという技があり、脚本上は最初のコダラー戦で使うもののあっさりと撃ち返されて敗北するという事になっていたが、「仮にも最強技なのにこの扱いはあんまりだ」という意見が出た事で別の技に差し替えになっている。(使っていないはずの)バーニングプラズマが破られた事に驚く台詞があるのはこの脚本の名残である。

ビデオ『ウルトラマンVS仮面ライダー』に至っては、敵怪獣撃破数の多いマグナムシュートをグレートの最強技として紹介している始末(ただし、マグナムシュートは相手の攻撃を吸収して打ち返すカウンター技=相手が飛び道具を打ってこない限り発動できない技なので、グレートが単独で撃つ事ができる技という意味ならバーニングプラズマが最強ではある)。


この“バーニングプラズマ”という名称が使われているのは日本版のみで、原語版では技の名前自体が存在しない

これは、『ウルトラマンG』の特殊技術担当のポール・ニコラ氏が「ウルトラマンの光線技は状況に応じて発射するポーズを変えているだけで、基本的にはすべて同じものである」と解釈した事が理由となっている。

しかし、全て同じでは子供的には面白くないだろうという日本サイドのスタッフによって、従来通りの必殺技の名前が設定されたのである。


不遇な技と言わざるを得ないバーニングプラズマだが、本編では未完成の必殺技だったと解釈するのもいいかもしれない。

また、日本未発売のゲーム『Ultraman: Towards the Future』では、間違いなくグレート最強技として扱われている(SFC版『ウルトラマン』と同じシステムなので、敵怪獣のライフをゼロにしてトドメのバーニングプラズマを撃ち込まなければ敵怪獣を倒すことが出来ず、他の方法では絶対にクリアできない)。


ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』で久々に使用し、スラン星人を撃破するという戦績を挙げた(ただし、仕留めることはできなかった)。

原作では複数発当てて相手を倒していたが、本作では一発で相手を倒している。この時は本編よりも長めかつエフェクト付きのチャージを行なっており、複数発の威力(もしくは効果)を1発分に凝縮したとも解釈できる。若しくは、上記の「本編では未完成の技だった」という解釈から、以前よりグレートがこの技をさらに自在に使いこなせるようになり、複数発撃ち込まなくとも倒せるようになっていたのではないかという説もある。

ちなみに、意外と見過ごされがちであるが、高速移動による分身を行っていたスラン星人の本体の場所と動きを正確に見極めた上で命中させるという地味に凄いこともやってのけている。


更に映像技術の進展によって、原典と比べて演出が大幅に上がっている。

挙げるならば、


  • エネルギーを溜める際、グレートの両手に光の粒子が集まる
  • 集まった際はグレートの両手に電気が纏い、両眼もそれと同時に発光する
  • そして放たれた時には、空間に光の波動を残して突撃する
  • エネルギーを溜めている間、デルタプラズマーの変身音のSEが流れる

と、この様に全体的に波動拳を彷彿させる様な必殺技へと進化した。


関連タグ

ウルトラマンG

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