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サイコミュ試験型ザクの編集履歴

2021-09-06 22:05:53 バージョン

サイコミュ試験型ザク

びしょっぷ

サイコミュ試験用ザクとは、メカニックデザイン企画『MSV』に登場するモビルスーツである。

概要

ジオン軍が開発した、ニュータイプ専用試作型モビルスーツ

型式番号MS-06Z。「Z」の形式番号が示す通り、MS-06としてはもはや極まった感があり、この機の発展形には「MSN-01」という新たな形式名が与えられている。


一年戦争末期、ニュータイプによる戦果が見込まれるようになったのを受け、既にモビルアーマーに搭載されある程度実績を上げていたサイコミュシステムをモビルスーツに組み込むことを目指す「ビショップ計画」に基づき製造された試験機である。

計画名から「ビショップ」の別名を持ち、現場の人間からは専らそちらの名で呼ばれている。


ザクをベースにしてはいるが、両腕にオールレンジ攻撃用の有線式5連装メガ粒子砲を装備しており、ビーム兵器を運用する都合上ザクとしての意匠は頭部にその印象を残す程度で、メインフレーム以外はザクとはほぼ別物として完成している。その頭部も動力パイプのオミットや頸部ダクトの増設、上方を向けるモノアイレール2軸の追加など大掛かりな改修を加えられている。

外観や武装などジオングへと通じる要素を持ちあわせており、本機がジオングのプロトタイプとなったとする資料もある。

しかし、当時の技術ではサイコミュシステムやビーム兵器の小型化が困難であったことから有線サイコミュを内蔵した腕部が大型化するという、やや不格好な外観を成している。

また、脚部も着陸脚程度に考えられており、歩行機能は低かったとされる。なお、この脚部は『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』と世界観を共有している『MSD』では高機動試作型ザクのものを流用しているとされている。

全3機が試作され、その内の2号機がサイコミュ高機動試験用ザクへと改修されている。


主なパイロットはヤハギ・フランジバックアンネローゼ・ローゼンハイン

なお、アンネローゼ機は上記3機とは違い予備パーツから組み上げられた機体である。


バリエーション機

YMS-06Z サイコミュシステム初期試験型ザク

漫画『機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー』で設定された本機の初期バージョン。

テストパイロットはマリオン・ウェルチ


頭部は解析装置を内蔵し肥大化しており、イフリートに酷似した形状をしている。

高機動型ザクに近い脚部形状だが足はそれそのものが大型のスラスターノズルとなっており、胸部には強行偵察型ザクに近い配置のスラスターが、腕部にも本機との関連を窺わせる4対の小型スラスターが付くなど機動性に振り切った改設計が行われている。

ただ形状こそ似ているものの手首は通常のマニピュレーターでまだ腕部を飛ばすことはできておらず、有線式遠隔攻撃端末としての機能を有しているのはバックパックに接続された2基のビットとなっている。


MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク

脚部を8基のロケットエンジンに換装して更なる高機動下におけるサイコミュの稼働試験を図った改良型。詳しくは当該記事を参照。


立体物

Zタイプザク】という名称で、1/144シリーズでラインナップ(いわゆる旧キット)。 このネームを知っている人は当初はわずかで、ZタイプザクをZザクと間違える人も多かったらしいとか・・・



関連イラスト

サイコミュ試験用ザク


関連項目

MSV

ザク サイコミュ高機動試験用ザク ジオング ニュータイプ

Zタイプザク ビショップ(ガンダム) サイコミュザク Zザク

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