概要
エッグモンスターとは、半熟英雄シリーズに登場するモンスター及びユニット。
略称は「エグモン」…最初に断っておくが、「エグいモンスター」の略ではない。
『エッグモンスターHERO』ではメインみたいな扱いで、たまごのランクは上がっても主人公のレベル設定は無い。
起源
もともと、『FF1のリッチのような強大なモンスターを自分で動かしたら面白くないだろうか?』 という観点から生まれたもの。そのため、初代作ではモンスターの立ち位置と人間(敵軍)の立ち位置が、FFのちょうど逆になっている。これは、偶然ではないだろう。
理由は同社のFFの召喚獣もこの半熟英雄のエグモンシステムが元になっている。
用法用量
敵軍相手に「タマゴ(卵)」から呼び出すことで出現し、(良くも悪くも)その芸達者ぶりを見せ付けてくれる。使用回数は『対3D』まで4回までに制限されている。(外伝作品のエッグモンスターHEROでは召喚にEPを消費する。)
多くは自分の助けになるのだが、半熟レベルによって特定の条件下でしか活躍できない者や
戦いではまったく役に立たない者もいるので過信は禁物。
将軍によっては「たまご補正」というものがあり、プラスマイナスでどのモンスターが出るのか把握しなければいけない。
ただ…タマゴの使用回数が『0』になっても召喚を行える。その際に『エッグマン』とよばれるシンボルキャラクター的なキャラが出てくるのだが…
カッコイイセリフ、「対3D」では「ささきいさお」のボイスが入った割りに
- パラメーターは素早さ意外はほぼすべて最低(攻撃、防御、体力が成長しても「1」)。
- 攻撃も相手に届かない。
第三の技は自滅
…というむなしいキャラが出てきてしまうので、こうなる前にタマゴの使用回数を回復させることをおすすめする。
ちなみに、そのエッグモンスターの中には読者公募で誕生したものもあり、そうでない者もなかなかコミカルな外見をしている。
『HERO』『4』では使用回数が廃止された(ただし前者は召喚にEPを消費する)ので、意図的にエッグマン系列を呼び出すことが出来る(役に立つとも言えなくはないが・・・)。
その斬新すぎる攻撃法
個性派集団であるエグモンの攻撃方法は常軌を逸したものが多く、その手段・効能はプレイヤーの思考の斜め上に向かっている(2作目からは公式でもおバカにスピンターボがかかっていると表記有り)。
- パロディ以外の部分を見つける方が難しい笑いのオリンピック
- 技の解説がないので、たとえ自爆技だと把握してもどんな技か使ってみるまで分からないカオスの塊
- 『対3D』で「腐ってるたまご」から初期値パラメータの高いゾンビで戦おうとしたら全て自滅技だった。しかも使えば使うほど能力が弱くなった。
- 象徴ともいえるエッグマンは攻撃が全て空振り
- ただし、エッグモンスターの高ランクモンスターは例外なく強い
(リメイクなどでは自社パロディ以外は控えめになっていることが多いが、続編ではそれをかき消すかのごとくアニメ版妖怪ウォッチに並ぶパロディの雨あられである)
たまご
【カラフルエッグ】
- イロモノ系統のエグモンを呼べる。一部癖の強い技を持つが、4では主人公専用だが、タコメーターのアキレに大いに役立つ。
【イビルエッグ】
- 悪魔やゾンビ等のエグモンを呼べる。常態異常技がメイン。4ではペンプティ専用。
【ワンダーエッグ】
- ファンタジーにまつわるエグモンを呼べる。WSC版のみ名前が「ナンダーエッグ」。
【スーパーエッグ】
- 普通に強いエグモンが多いが、素早さが総じて低い。
【サイバーエッグ】
- 2作目のみ強化版マシンナイトのみを呼べるが、3作目からはロボット関連のエグモンを呼べる。4ではフライデー専用。
【パワーエッグ】
- 攻撃力が高いエグモンを呼べる。4ではマルティス専用。
【ピンクエッグ】
- 可愛い容姿のエグモンを呼べる。4ではルーナエ専用。
【ミスティエッグ】
- 自然系やファンタジー系統のエグモンを呼べる。4ではメルクリィ専用。
【レジェンドエッグ】
- 過去作品の特殊なエグモン等、最強クラスのエグモンを呼べる。4ではセバスチャン専用。
【すっぴんエッグ】
- 4にて、英雄以外の将軍が持つたまご。最大4枠の制限内で他のたまごからエグモンを借りることができる。
【ダンジョンエッグ】
- 宇宙ダンジョンでのみ会えるエグモンを倒すと捕獲でき、すっぴんエッグに入れられる。
【ひみつエッグ】
- パスワードを入れると新たなエグモンをすっぴんエッグに入れられるようになる。
【いっぱつエッグ】
- その名の通り、一回しか使えない卵で、強力なエグモンが出る。特定の条件を満たさないと使えない。
【くさってる】
- ゾンビしか呼べない。2作目では卵持ち将軍が逃げ続けるとこれになる。3作目ではごく限られた将軍専用。
【テストエッグ】
- 「エッグモンスターHERO」のみに登場。とある場所で入手でき、その先でパスワードを入力すると使えるエグモンが増える。
【はてな?エッグ】
- 「エッグモンスターHERO」のみに登場。通信対戦終了後、選んだステージと順位に対応したエグモンが増える。なお本作の一般公募エグモンのうち7割がこの卵にされてしまい、せっかく採用されたのに通信対戦できずに作中で使用できなかったユーザーも多いと思われる。
主なエッグモンスター
【エッグマン】
- (ソニックシリーズのジェラルド・ロボトニック博士の孫ではないが、アプリ版では本当にDr.エッグマンが出る事になってしまった)
- 【エッグマンナイト】の話によると『エッグマン』は『苗字』らしい。
- エッグベビー「力なき正義は無力でちゅ・・・」
【ヒュドラ】ちゃん。
- ラミアっぽいモンスターで、スタイル抜群のアイドル的存在の少女。
- 「水ヘビヒュドラを甘く見ないで!」のセリフがどこかのツンデレの声を出す人っぽい。
【ピスクピグプレム】
- ちゃらりー…鼻から植物~。
- 相手を花粉の「ドロニンギョー」にしたり、毒状態にするなど作品によって活躍するブタさん。
【ハーフドラゴン】
- 元々は上半身と下半身で合体する怪獣だった。上半身は絶滅してしまい、残った下半身は不憫な生活を送っていた。
- ハーフだけに能力も中途半端。
【ヘビーモス】
- …いわゆる子連れベヒーモスのようなモンスター。
- 子供のベビーモスも一応がんばる。今でいうメガガルーラのオス版か?
- 妻は病弱であることが2作目のアプリ版で判明するが、4作目では病死したのか別れてしまったか定かではないが、ヘビーモスは結婚相談所に行っているらしい…。
【なると】
【ランプキン】
- 御払い師。たまごの回復を担当しているが、『対3D』以降はたまご召喚も担当するように(初期は名も無き「お払い師」が召喚していた)。空っぽなくせに宇宙空間が広がっている。
- お祓いに使う「幣(ぬき)」の先には「タマゴキャリーのツメ」が使われている。
- 「はらはらふっほ!はらふっほ!」
- (ただし、毛糸のカービィのランプキンのほうが一応有名)
【モザイクマン】
- 存在そのものが卑猥。
- 片足が下駄を履いた男、もう片足がハイヒールを履いた女。その上にモザイク・・・。セリフも熱い男と悶える女の声で卑猥感が増量。実は宇宙人だった(びっくり)。
【ウゴカザル】
- 決して動こうとしない猿
- どんなに命令されても決して断じて動こうとしない役立たずモンスターだが4ではサポート要員として役に立つ。
【タガメの錬金術師】
- エルリック兄弟ではない…とおもう。けど声は本物!雑誌ガンガンの「05年劇場版決定!」のエドワードの表紙はまさに必見。
- これの影響で、発売当時本作を他誌で宣伝できなくなった。
- エド「等価交換なんだよ!戦うからには自分がやられる覚悟をしておきやがれ!!」
【ハデス】
- 初代から登場している最強エグモンで、その実力はラスボスを軽く超える。初期の作品では台詞が長かった。
【ゾンビ】
- ゾンビパンチは腕が折れて自分に命中。ケアルを唱えれば即死。対3Dはランクが上がると弱くなっていき、以降の作品で使える第三ワザもやっぱり自滅。
【ムーンマッスル】
- 『月夜に輝く肉体美!!ムーンマッソゥ!』
【フルマッスル】
- ムーンマッスルの亜種。コロシアムで出会える。
- 顔が満月というかモロ「お月ちゃん」・・・。
…など
上記で言及したアプリ版のDr.エッグマン以外にもセガコラボ枠でのエッグモンスターが登場する事が既に発表され、レンタヒーローとぷよぷよシリーズのカーバンクルが登場した。
また自社コラボとして弱酸性ミリオンアーサーのキャラを元としたエグモンが作者本人によってデザインされ登場し、有料DLCの追加ステージのボス敵に君臨した。