「新人類帝国の野望から世界を守る、サナギマン!!」
概要
「剛力招来」の掛け声で変身。変身の際には糸のようなエネルギー体が全身を包み、眉を破るようにして登場する。
二段変身するキャラクターの第一形態(特にそれが弱い場合)の愛称としても使われる。
パワーと防御力はそれなりにあり、ファントム兵士程度ならば圧倒する事が可能。しかし動きは鈍重で特殊能力も持たない為、ミュータンロボには太刀打ち出来ない。
おまけに筋繊維の塊のような醜悪な姿なため、イナズマンのかっこよさを引き立てる土台になっていた。
後年「MOVIE大戦アルティメイタム」でも登場したが、こちらのサナギマンは本編での鬱憤を晴らすかのごとく凄まじいパワーと防御力で仮面ライダーフォーゼと戦った。
「スーパーヒーロー大戦Z」では原作通りの弱さを見せており、スペース蜘蛛男に痛めつけられていたが、関智一の特撮版を思わせるナレーションと共にイナズマンに変化し、今度はスペース蜘蛛男を超能力で一方的に追い詰めた。
ちなみにこちらのデザインでは、覆っている外骨格が木の様にも見え、オリジナル要素を残しつつも、赤い血管を思わせる筋やゾディアーツのコアを彷彿とさせる部位があるなどの差異がある。
アニメ版では単純に体が変化するだけなので服は破れない。加えてジローの機関銃で体を穴だらけにされても命に別状はなく、イナズマンに変化した時には傷ひとつついていなかった。
なお、蝶がモチーフであるにも関わらず、いきなりサナギの姿になっているが、人間の姿を幼虫と考えるならば、矛盾はない。